米国防総省が認めた「本物のUFO映像」衝撃の7選!パイロットが遭遇した未確認物体

米国防総省が認めた「本物のUFO映像」衝撃の7選!パイロットが遭遇した未確認物体の画像1
画像はYouTubeより

 世界中の軍関係者によって、驚くべきUFOとの遭遇が報告されてきた。近年、これらは「未確認航空現象(UAP)」という名で呼ばれ、もはやSFの世界ではなく、国家安全保障に関わる深刻な議論の対象となっている。

 レーダーや最新鋭のセンサーが捉え、高度な訓練を受けたパイロットたちが直接目撃したこれらの現象は、我々の理解を遥かに超える動きを見せつける。多くはありふれた現象と解明される一方、ごく一部の事件は今なお、専門家たちを悩ませ続けている。

 今回は、数ある目撃情報の中から、特に衝撃的とされ、米国防総省(ペンタゴン)もその存在を認めざるを得なかった7つの事件を紹介する。

1. USSニミッツ「チックタック」遭遇事件

 2004年11月14日、空母USSニミッツのデイヴィッド・フレイヴァー司令官は、サンディエゴ沖約160キロの海上で奇妙なレーダー反応を調査するよう命じられた。そこで彼が目撃したのは、海面の一部が激しく波立つ真上でホバリングする、白い楕円形の物体だった。

 全長約12メートルのその物体は、フレイヴァー司令官が接近すると、まるで猫とネズミの鬼ごっこでもするかのように、ありえない動きで急上昇。後に別のパイロットが撮影に成功し、そのミント菓子のような形状から「チックタック」と名付けられた。

 フレイヴァー司令官は2023年の議会証言で、「我々が目撃した技術は、当時我々が持っていたもの、今持っているもの、そして開発しようとしているものの、どれよりも遥かに優れていた」と断言。ペンタゴンは長らく出回っていたこの映像を、2020年についに本物であると公式に認めた。

2.「ジンバル」映像 — 叫ぶパイロットたち

 2014年から2015年にかけて、空母USSセオドア・ルーズベルトから発艦した米海軍のF/A-18スーパーホーネットのパイロットたちが、東海岸沖で後に「ジンバル(GIMBAL)」として知られる映像を撮影した。

 映像には、従来の航空機なら空中分解するような機動を行う、楕円形の物体がはっきりと捉えられている。この事件をさらに説得力のあるものにしているのが、録音されていたパイロットたちの生々しい音声だ。「艦隊だ…」「あれを見ろ!」「回転しているぞ!」— 彼らが冷静さを失っていく様子から、目の前の光景がいかに異常だったかが伝わってくる。

 このジンバル映像もまた、ペンタゴンが2020年に公式に公開した3つのUFO映像のうちの一つだ。航空専門家たちは、エンジンも翼も見当たらないこの物体が、なぜ強風の中で姿勢を保ち、急旋回できたのか、今も頭を悩ませている。

3.「ゴー・ファスト(GO FAST)」映像 — 海面スレスレを高速飛行

「ジンバル」と同じ時期に記録された「ゴー・ファスト(GO FAST)」映像には、小さな物体がとてつもないスピードで、海面スレスレを滑空していく様子が映っている。

 F/A-18の照準ポッドが捉えたこの映像は、我々の航空機では到底真似のできない飛行能力を示す、最も明確な例の一つだ。映像には高度や速度といったセンサーデータも表示されており、航空マニアたちによって徹底的に分析されてきた。

 興奮したパイロットたちが、この物体を追跡しようと必死になる会話の音声も残されており、その異常さが際立つ。ペンタゴンの全領域異常解決局(AARO)も、この事件を公式ファイルの中で「未解決」案件としてリストアップしている。

4. プエルトリコ沿岸警備隊の遭遇事件

 2013年4月、プエルトリコのアグアディヤ付近をパトロール中だったアメリカ税関・国境警備局の航空機が、サーマルカメラで奇妙な物体を捉えた。

 映像に映っていたのは、球体の物体が高速で空を駆け抜け、二つに分裂し、そして速度を一切落とすことなく海に突入し、再び飛び出してくるという衝撃的な光景だった。

 AAROは後に、これは「一つの物体が分裂したのではなく、二つの物体が近接して飛行していた」可能性を示唆したが、結局それらが何だったのかは解明できていない。空中と水中を自在に行き来するその能力は、UFO研究者たちの大きな関心を集めている。

5. USSラッセル「ピラミッド型」UAP

 2019年7月、南カリフォルニア沖で、空母USSラッセルの乗組員たちが、点滅する光を放つ三角形、あるいはピラミッド型の物体が艦船の上空に浮かんでいる様子を撮影した。この時期、周辺海域では複数の海軍艦艇が、同様の奇妙な物体の目撃を報告している。

 ペンタゴンは2021年4月、この映像が海軍関係者によって撮影された本物であることを認めた。専門家の中には、暗視装置の特性やカメラの不具合による見間違いではないかと指摘する声もあるが、その奇妙な飛行パターンは、やはり異常としか言いようがない。

6. USSオマハ「球体」UAP

 USSラッセルの事件と同じ2019年7月、今度は空母USSオマハの乗組員が、球体の物体が不規則に飛び跳ねた後、まっすぐ海に突入する様子を記録した。

 2021年に公開されたこの映像には、高性能の追跡システムが物体を捉える様子と、乗組員たちの声が収められている。ペンタゴンはこの映像も本物であると認め、進行中のUFO調査の一部であることを明かした。

 この事件が特に奇妙なのは、物体が空中と水中の両方で完璧に活動しているように見える点だ。物体が着水した後に捜索隊が派遣されたが、残骸はおろか、何の手がかりも発見できなかったと報告されている。

7.「クラゲ型」UFO

「クラゲ(Jellyfish)」UFOとして知られるこの事件は、2017年後半頃、イラクの米軍基地上空で撮影された奇妙な物体をめぐるものだ。

 その名の通り、クラゲのような形をした未確認航空現象を捉えたこの映像は、2024年初頭にジャーナリストによって公開された。基地に駐留していた兵士たちの間では、「スパゲッティ・モンスター」などと呼ばれ、大きな好奇心と議論を巻き起こしたという。

 ある情報将校は、その物体に脅威は感じられず、やがて視界から消えていったと証言している。ペンタゴンはこの物体をUAPとして分類しているが、調査を行ったかどうかなど、それ以上の詳細は明らかにしていない。その異様な姿は、今なお多くの謎を投げかけている。

 これらは未知の自然現象か、他国の秘密兵器か、それとも我々の理解を超えた存在なのか。確かなことは、我々が知る空の常識は、もはや絶対ではないということだ。

参考:Ranker、ほか


関連キーワード:, ,
TOCANA編集部

TOCANA/トカナ|UFO、UMA、心霊、予言など好奇心を刺激するオカルトニュースメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

米国防総省が認めた「本物のUFO映像」衝撃の7選!パイロットが遭遇した未確認物体のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング11:35更新