また米軍から漏洩か?新たなUFO映像が示す「説明不能」な現実

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画像は「Reddit」より

 長年、軍の最先端センサーが捉えた奇妙な物体に関する噂は、ネットの片隅や防衛関係者の間でささやかれてきた。そして今、米軍のISR(情報・監視・偵察)プラットフォームが撮影したとされる新たな映像が浮上し、「未確認航空現象(UAP)」をめぐる議論に再び火をつけている。

 この最新のリーク映像は、単なる一度きりの異常現象ではない。それは、世界で最も高度な監視システムの目にとまりながら、公式にはほとんど語られてこなかった一連の謎めいた遭遇事件の一部なのだ。

新たな映像 ― またも推進装置は見当たらない

 ソーシャルメディアで拡散された最新の映像には、暗く不規則な形をした物体が、高速で画面を横切る様子が記録されている。センサーの表示は長距離追跡を示唆しているが、そこには目に見える推進装置や、航空力学的に飛行を可能にする翼のようなものは一切確認できない。

Strange looking UAP caught on military ISR platform. This thing is moving!
byu/SlowStroke__ inUFObelievers

 撮影日時や場所、公式な背景は一切不明。しかし、この映像は過去にリークされた軍のUAP映像を知る者にとっては、不気味なほど見慣れた光景でもある。ざらついた画質、突然の機動、そして説明がつかないという不気味な事実。ある元ISRオペレーターは匿名を条件にこう語ってくれた。「もしこれが本物なら、我々が長年記録してきた何百もの『理解不能な映像』の一つにすぎない」

「モスル・オーブ」から巨大円盤まで ― 繰り返される謎の遭遇

 この種の事件は、今に始まったことではない。

 さかのぼること2016年、イラクのモスル上空を飛行していた米軍の監視航空機は、後に「モスル・オーブ」として知られる物体を捉えた。情報公開請求によって本物と確認されたこの映像には、完全な球形の金属物体が、軍用機と並走するように飛行制限空域を移動する様子が映っている。長年の分析を経ても、この物体がドローンや気球、あるいは既知の航空機であるという説明はなされていない。

 さらに2020年、研究家のジェレミー・コーベル氏が公開した別の米軍ISR映像には、直径200〜400メートルと推定される巨大な円盤状の物体が、紛争地帯の上空に静止したのち、猛スピードで飛び去る姿が記録されていた。最新鋭のセンサーが追跡していたにもかかわらず、熱源も推進装置も確認できず、公式な説明は一切なかった。

ペンタゴンも認める「未知」の存在

 もちろん、米国防総省(ペンタゴン)も手をこまねいているわけではない。彼らが設置した「全領域異常対策室(AARO)」は、検証済みのUAP映像をオンラインで公開し始めている。しかし、そこでも共通しているのは、同様の監視システムで捉えられながら、徹底的な調査の後でさえ「説明不能」として残るケースがいくつもあるという事実だ。

 今回リークされた映像も、まだ公式に認証されたわけではないが、このパターンに完璧に当てはまる。

なぜ情報は断片的にしか出てこないのか?

 もし、このような映像が機密ネットワーク内で静かに出回っているのなら、なぜ私たちはその断片しか見ることができないのだろうか。そして、なぜこれらの遭遇が公に認められるまでに何年もかかるのか。

 一部の防衛アナリストは、これらが敵対国の実験兵器である可能性を示唆する。あるいは、米国の極秘開発プロジェクトではないかという声もある。そして、多くの人が口に出したがらない可能性、つまり、これらの飛行物体が本当に「未知」のものであり、まるで誰にも邪魔されないかのように紛争地帯の上空を飛び回っているという可能性だ。

 真実が何であれ、この不可解なパターンはもはや無視できないほど明白になっている。モスル・オーブ、巨大な円盤、そして今回の新たな映像。米軍の「空の目」は、誰も説明できない、あるいは説明しようとしない物体を捉え続けている。この物語の全貌が明かされる日は、果たして来るのだろうか。

参考:Anomalien.com、ほか

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