トランプ政権が「エプスタイン事件」を揉み消すために宇宙人を“召喚”している!?UFOは政府の“目くらまし”なのか

トランプ大統領は“エプスタイン事件”を揉み消そうとしているのか――。政権のピンチ時に決まって登場するのがUFO情報の暴露騒動であることが一部から指摘されている。
■UFOスキャンダルは政権に利用されている!?
トランプ大統領と“喧嘩別れ”し、今年5月いっぱいで政府職員を退任したイーロン・マスク氏は別れ間際に「エプスタイン名簿にトランプの名前がある」とXでツートしたことでも話題になった。
そして米司法省は先日、亡くなった小児性愛者のジェフリー・エプスタインと、共犯者であるとして有罪判決を受けたギレーヌ・マクスウェルに対する大陪審の証拠物と証言の開示を求めた。
また米当局によって公開された拘置所のエプスタインの姿を写したFBIの監視カメラ映像には、約3分間の“欠落”があることが発見されて、国民の関心はかつてないほど高まっている。

その一方、アメリカの情報機関はUFOに関する重大な最新情報を矢継ぎ早に発表している。「非人間型宇宙船」に関する報告や、今年5月に米下院で開かれた非公式の“UAP公聴会”で物理学者がエイリアンに言及したことなどもニュースになっている。
こうしたニュース状況は偶然のものなのか。
オルタナティブメディア「Anomalien.com」の記事によれば、メディア操作の専門家は、タイミングがすべてだと指摘する。エプスタイン事件は、政治家、企業、そして科学者といった権力者の正体を暴く恐れがある一方で、UFOの暴露は国民に新たな議論の材料を提供するもので、ドラマチックで神秘的であり、エリート層への個人的なダメージははるかに少ない。
エイリアンに関する陰謀をニュースフィードに氾濫させることで、メディアの注目は分散し、国民の怒りは薄れ、有害な情報は隠蔽される可能性がある。これは「注意散漫理論(Distraction Theory)」と呼ばれている。
UFOが微妙な時期にセンセーショナルなニュースの見出しを提供するのはこれが初めてではない。
●2017年:政治メディアが ロバート・ムラー特別検察官の捜査に注力する中、ペンタゴンから“本物のUFO動画”がリークされた。
●2023年:UAPの内部告発者デイビッド・グルシュ氏が宣誓証言を行ったのは、中国のスパイ気球のニュースが目立った週だった。
●2024年:イスラエルとガザの紛争がニュースサイクルに影を落とす中、AARO内部告発者保護法が可決された。
いずれの場合も、UFOに関するニュースは、時の権力者に危害を加えるリスクがある政治的な出来事と重なっている。
このパターンは単なる偶然なのか? もちろんそれは一般の人々が判断することだ。
エイリアンに関する話題が広まっている一方で、両方の事件における大きな進展は見過ごされている。例えば次のような件だ。
●UAPを調査する公式機関、AARO(全領域異常解決室)の新着情報は数カ月間更新されていない。
●NASAの待望のUAPレポートは、当初2025年半ばに発表される予定だったが、再び延期された。
●エプスタインのファイルの名前や証拠などの詳細は今も封印されたまま、あるいは大幅に編集されたままとなっている。
意図的かどうかはさておき、UFO関連の暴露とエプスタイン文書公開のタイミングの一致はあまりにも出来過ぎていると言えなくもない。もし国民が権力機構ではなく、UFOが出現するかもしれない空に目を向けているとすれば、それはうまくいっていると言えるだろう。まさに国民の目を逸らしているのだ。
はたして政治中枢においてUFO情報は政権維持の道具にされているのだろうか。ともあれエプスタイン問題とUFO情報開示問題はあくまでも別個のものと切り離して考えることが肝要なのだが、実は深く結びついているとすれば驚くべき展開に発展することは間違いない。
参考:「Anomalien.com」ほか
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2024.10.02 20:00心霊トランプ政権が「エプスタイン事件」を揉み消すために宇宙人を“召喚”している!?UFOは政府の“目くらまし”なのかのページです。UFO、スキャンダル、トランプ、エプスタインなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで