謎の「黒いピラミッド型UFO」が出現 ― 目撃相次ぐ“ブラック・トライアングル”の正体とは

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画像は「YouTube」より

 白昼堂々、米テキサス州の上空を飛行する謎の物体。UFOハンターたちによって公開されたその映像には、不気味な「ピラミッド型」の飛行物体がはっきりと捉えられていた。

 この物体は、近年全米で目撃が相次いでいる、通称「ブラック・トライアングル」と呼ばれるUFOの一種なのだろうか。

完全に無音で飛行する“ブロンズ色の機体”

 この驚くべき目撃があったのは、9月8日の夜8時過ぎ、テキサス州トレントンでのことだ。2人の目撃者は、東に向かって移動するピラミッド型の物体を少なくとも2分間にわたって観測した。

 目撃者が全米UFO報告センター(NUFORC)に送ったビデオには、高さ約30メートルの木の梢から現れた、その奇妙な物体の姿が鮮明に記録されている。

 目撃者によれば、その暗色の三角形の物体は「ブロンズ色」をしており、自ら発光しているか、あるいは縁の部分が脈動するように光っていたという。形状は時折変化したものの、60秒以上にわたる追跡の間、常に直線的なエッジを持つ三角形、あるいはピラミッド型のデザインを保っていた。

 物体は時速約30〜50kmで飛行し、徐々に高度を上げながら、空の彼方へと消えていった。そして何より不気味だったのは、その飛行中に「全くの無音」であったことだ。

全米で多発する「ブラック・トライアングル」目撃事件

 この種の「ブラック・トライアングル」型UFOの目撃は、今年に入ってから米国だけで20回以上報告されており、もはや珍しい現象ではない。

 今年5月には、別のテキサス州の住民が、「フットボール競技場ほどの大きさで、青白い緑色の光を放つ、巨大な黒い三角形」を目撃したと主張。また、今回のトレントンでの事件の前日には、ニューヨーク州ハドソンフォールズの上空約9000メートルで、同様のUFOが目撃されている。

 NUFORCは、今回の物体が単なる気球である可能性も指摘しているが、目撃者が推定する物体の大きさ(長さ約1.8〜2.1メートル)は、通常の気球としては比較的大きい。

政府の機密文書にも記録された“クローキングUFO”

 ピラミッドや三角形型のUFOは、今や最も一般的な目撃タイプの一つとなっている。そして、その存在は、もはや単なる噂話の域を超えているのかもしれない。

 元米国家安全保障当局者で、政府の内部告発者となったマシュー・ブラウン氏は、今年4月、軍がこの種の飛行物体と接触したことを記録した、機密報告書を見たと暴露した。

 ブラウン氏によれば、太平洋での秘密海軍作戦中に、ロシアの艦船の上空で、巨大な黒い三角形のUFOが、何もない空間から突如として姿を現した(クローキング解除)というのだ。

 テキサス州は、カリフォルニア州、フロリダ州、ワシントン州と並び、米国で最もUFO目撃が多いホットスポットの一つである。この広大な土地の上空では、我々がまだ知らない、驚くべき何かが、今も静かに飛び交っているのかもしれない。

参考:Daily Mail Online、ほか

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