【米国防総省の内部メールが開示】海から出現した三角形UFOの謎とは?

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 アメリカ国防総省の内部メールが情報公開請求(FOIA)によって開示され、未確認航空現象(UAP)に関する驚くべきやり取りが明らかになった。話題となっているのは、「海から浮上する三角形のUFO」が写されたとされる写真についての議論だ。

 この件は、2020年12月に報道された「極めて鮮明なUFO画像」をめぐるもので、F/A-18戦闘機のパイロットが2019年に撮影したとされる。写真には、角が丸みを帯びた巨大な三角形の飛行物体と、その各辺に白い球状の光が確認できたという。

UFO写真は実在するのか? 内部メールのやり取りが明かす真実

 この写真の存在については、国防総省内でのメールのやり取りが確認されている。メールの中には、「この写真は現在進行中の調査の一部であるため、公開は見送られる可能性が高い」との発言も含まれていた。

 しかし、元UAP調査部門(UAPTF)のディレクターであるジョン・“ジェイ”・ストラットン氏は、最近のインタビューで驚きの発言をしている。彼は「F/A-18のパイロットから海中から浮上する三角形のUFOの写真を受け取ったことはない」と明言したのだ。つまり、この写真の存在自体が誤解や情報の混乱によるものだった可能性が高い。

三角形UFOの目撃は事実?過去の軍関係者の証言

 とはいえ、三角形型のUFOの目撃証言は数多く報告されている。特に有名なのは、2019年7月にアメリカ海軍の艦船「USSラッセル」が遭遇した事件だ。

 この事件では、ナイトビジョン(暗視装置)を使って撮影された三角形の飛行物体が映像として記録されている。映像には、空中でホバリングしながら明滅する三角形の物体が映っており、その形状が非常に特徴的だった。この映像は、2021年に米国防総省が本物であることを認めたことで、大きな注目を集めた。

2022年初頭、米国東海岸沖で海軍演習中に暗視装置で撮影されたUFO 画像は「Portal Vigília」より

「UFOは存在するのか?」終わらない謎と憶測

 今回のFOIA文書は、UFOやUAPの目撃情報が軍内部でも重要な議論の対象になっていることを示している。確かに「海から出現する三角形のUFO写真」は誤報だった可能性がある。しかし、米軍関係者がUFOに関する情報を収集し、研究していることはもはや疑いようがない。

 果たして、彼らは何を知っているのか?そして、何を隠しているのか?この謎が完全に解明される日は、まだ先の話になりそうだ。

参考:Portal Vigília、ほか


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