「“サッカー場ほどの大きさの物体”が水中を時速数百kmで動いている」議員が衝撃の目撃証言を報告

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 米テネシー州の共和党議員ティム・バーチェット氏は、水中を高速で移動する未確認飛行物体(UFO)の目撃証言について語った。彼は、匿名の海軍提督から「サッカー場ほどの大きさを持つ物体が、水中で時速数百kmの速度で動いている」との報告を受けたと述べた。

提督の証言と議員の発言

 バーチェット氏は、元共和党議員で現在は右派ニュースメディア「One America News」の司会を務めるマット・ゲーツ氏とのインタビューで、この情報を明らかにした。「これは記録に残っているケースで、提督が私に直接教えてくれた」と彼は語った。

 同氏は、これまでにもUFOや地球外生命体の存在を政府が隠蔽していると主張してきた人物である。彼は「神が作り上げた広大な宇宙」を例に挙げ、どのような可能性も否定しないと述べた。一方で、地球外生命体の脅威については「彼らが本当に攻撃能力を持っているなら、とっくに私たちは焼き尽くされているだろう」とし、心配する必要はないとの見解を示した。

ティム・バーチェット下院議員 画像は「Wikipedia」より

米国議会でのUFO問題への関心の高まり

 地球外生命体の証拠は依然として確認されていないものの、近年、議会では未確認飛行物体(=未確認異常現象:UAP)への関心が高まっている。以前は比較的嘲笑の的だったこのテーマが、現在では国家安全保障上の重要課題として扱われている。

 2024年3月、ペンタゴンはUFOに関する報告を公表し、多くの目撃事例が単なる気球やスパイ機、人工衛星といった通常の活動に過ぎなかったと結論づけた。また、2023年の公聴会で元空軍情報将校が主張した「墜落した未確認飛行物体」や「非人間的知性(NHI)」の回収についても、ペンタゴンは否定している。

UAP報告の進展とその特徴

 UAPは、空中、陸上、海中で検出された奇妙な物体やデータポイントを広く含む概念である。その中でも特に注目されているのは、軍用機のパイロットによる目撃証言だ。これらは通常、円形や円筒形の物体が異常に早い速度で、推進手段を持たずに移動する様子を報告している。一部の事例では、こうした物体が映像に記録されている。

歴史的UFO遭遇の真相とは…チクタクUFO事件「ニミッツの遭遇」の画像1
画像は「YouTube」より

 ペンタゴンは近年、パイロットがUAPを報告しやすくする取り組みを進めており、UAPに関する報告数は年々増加している。2024年には、さらなる調査が必要な21件の事例が報告され、情報機関が引き続き調査を行っている。

国家安全保障への懸念

 多くのUAP報告は無害な起源に帰結するものの、一部は簡単に説明がつかないものも含まれている。こうした謎の現象に対する関心は、近年、国家安全保障上の懸念が高まる中で議員たちの注目を集めている。

 水中を高速で移動する巨大な物体、空中を推進装置なしで飛ぶ円筒形の物体…もし本当に存在するなら、それは一体何なのだろうか?もしも、それらとの『未知との遭遇』が現実のものとなる日が来れば、人類にとって新たな扉を開く瞬間となるだろう。その日は以外にも近いのかもしれない。

参考:CBS News、ほか

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