トランプ暗殺未遂を予言した牧師が見た、数千人が死ぬ“M10巨大地震”の悪夢… 審判の日は10月16日？

• 
• Xでポスト
• 

　ドナルド・トランプ暗殺未遂事件を予言し的中させたオクラホマ州の牧師が次に見た“ビジョン”は、アメリカ中西部でマグニチュード10の壊滅的な地震が起こる大惨事であった――。

■10月16日、米中西部に壊滅的大地震か!?

　2024年7月13日、ペンシルベニア州バトラー近郊での選挙集会で演説中のトランプ氏が銃撃された「ドナルド・トランプ暗殺未遂事件」を同年4月の時点で“予見”していたのが、オクラホマ州の牧師、ブランドン・デール・ビッグス氏だ。

　ビッグス氏はクリスチャン作家のスティーブ・チョッコランティ氏に主（神）が夢の中で見せてくれた“ビジョン”を語り、トランプ氏の耳を銃弾が貫通するのを見たのだと話している。この予言は2024年4月にYouTubeに投稿された動画で共有された。

　ビッグス氏はほかにどのような“ビジョン”を見ているのか。なんとビッグス氏は神からマグニチュード10の大地震が米中西部を襲う大惨事を見せられているのだという。

　ビッグス氏によると大地震はミズーリ州、アーカンソー州、テネシー州、ケンタッキー州、イリノイ州にまたがるニューマドリッド地震帯（NMSZ）で起き、数千人の死者を出す可能性があるということだ。

　ニューマドリッド地震帯では約300年から500年間隔で大地震を引き起こすと考えられており、1811年から1812年かけてマグニチュード7.5から7.7の3回の強力な揺れを引き起こしたことが記録されている。

　当時の一帯では煙突は倒れ、船は転覆し、農地は沈み沼地と化した。死者数は不明だが、専門家は当時この地域の人口が今よりもかなり少なかったため、死傷者は多くなかったと考えている。

　しかし現在のこの一帯で大地震が起きたらどうなるのか。

　ビッグス氏はニューマドリッド断層沿いの最初の大地震が、テキサス州テクサーカナからオクラホマ州にかけての地域を揺るがすマグニチュード6.5の余震を含む「連鎖反応」を引き起こすだろうと説明する。

「あまりにも大きな地震で、その一帯で1800人が亡くなりました。コンクリートブロックの上に建てられた家屋はすべて、基礎部分まで完全に揺さぶられ、倒壊してしまいました」（ビッグス氏）

　あまりにも恐ろしい予言だが、その大地震はいつ起きるのか？　牧師によればそれはなんとエルサレムでの和平から3日後に起きるというのだ。

　ご存知のようにトランプ大統領のイスラエル訪問を通じて、イスラム組織ハマスは10月13日、パレスチナ自治区ガザで拘束していた人質20人全員を解放した。この出来事をエルサレムでの和平であるとするならば、大地震は16日に起きることになるのだ。

「神は私にこう告げた。3日間の猶予が訪れると。人々が逃げるべき時です」とビッグス氏はYouTube動画で語り、数十万人が命を落とす可能性のある大惨事について警告している。

　もちろんイスラエルとパレスチナの将来は依然として不透明であり、人質解放がすなわち和平であるとはいえないかもしれない。当然だがその場合は16日に大地震は起きない。

　しかし今後正式にイスラエルとパレスチナに和平案が成立した時、このビッグス氏の“ビジョン”が再び一帯の住民たちを恐怖に包み込むのかもしれない。

「ニューマドリッド地震は非常に大きく、地震が起きるとミシシッピ川の水位が上がり、別の方向へ流れていく」とビッグス氏は語り、救援活動が何カ月も続く様子を見たという。

　はたしてビッグス氏が見た大地震の“ビジョン”がトランプ氏の一件のように現実となる日は近いのか。まずは16日に何も起こらないことを望むばかりだ。

参考：「Daily Mail」ほか

文＝仲田しんじ

仲田しんじの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

関連記事

• 

  南海トラフ巨大地震はいつ来るのか？ ― 歴史と科学が示す「その日」に、私たちはどう備えるべきか

• 

  M8.8巨大地震の後、火山が「噴火のパレード」500年ぶりに目覚めた火山も… ロシアで起きた不気味な連鎖

• 

  カムチャツカ巨大地震は「環太平洋火山帯」を目覚めさせるのか？専門家が語る“火山一斉噴火”の可能性

• 

  トランプ大統領暗殺未遂事件を予言した牧師、米国に巨大地震が起こると主張