空軍基地にエイリアンが着陸し面会していた？ ブッシュ元大統領も知らされた「人類と異星人の接触」

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　トランプ大統領は、世界を揺るがす重大発表を準備しているのだろうか。それは、地球外生命体の存在を公式に認めるという前代未聞の宣言かもしれない。

　現在、SNS上では「エイリアン戦争」や「UFO機密情報の公開」といった言葉が飛び交い、トランプ氏が未確認異常現象（UAP）に関する秘密を暴くのではないかという噂が過熱している。しかし、一度深呼吸して落ち着く必要があるだろう。これらの噂の発端は、トランプ氏自身の発言ではなく、ある衝撃的なドキュメンタリー作品にあるからだ。

ドキュメンタリーが投じた波紋

　噂の震源地となっているのは、Amazon Primeで公開されたドキュメンタリー『The Age of Disclosure（開示の時代）』だ。この作品には、元情報部員のデイビッド・グルッシュ氏が登場する。彼は以前、アメリカ議会での宣誓証言で「アメリカ政府は非人間的な技術や生物学的遺物を保管している」と発言し、世界中に衝撃を与えた人物だ。

　グルッシュ氏は、トランプ氏がこれらの機密事項について「ある程度は知っていた」ものの、全貌までは把握していなかったと示唆している。ここで一つの恐ろしい疑問が浮かび上がる。もし大統領ですら、巨大な秘密の一端しか知らされていないとしたら、一体誰が真実を握っているのだろうか？

歴代大統領も拒絶された「知る必要のない」秘密

　ドキュメンタリーでは、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領のエピソードも紹介されている。彼がCIA長官だった時代、1964年にニューメキシコ州のホロマン空軍基地で、人類と地球外生命体との直接的な接触があったという情報を得たとされる。

　天体物理学者エリック・デイビス氏によると、3機の未確認飛行物体が基地に接近し、そのうち1機が着陸。そこから降り立った「非人間的な存在」が、空軍将校や情報部員と面会したというのだ。さらに衝撃的なのは、ブッシュ氏が詳細を求めた際、「あなたは知る必要がない」として情報を拒絶されたという点だ。大統領になる人物でさえ、核心には触れさせてもらえなかったのである。

「闇の政府」が管理する極秘プログラム

　作品内では、アメリカやロシア、民間企業が数十年にわたり、墜落したUFOや異星人の遺体を回収してきたとする「レガシー・プログラム（Legacy Program）」の存在が語られている。

　この物語の核心は、大統領すらアクセス権を持たない「闇の権力構造」の存在だ。軍や企業の内部に埋め込まれた一部の特権階級だけが、何を公開し何を隠蔽するかを決定しているという。また、接触によって火傷や神経障害を負った軍関係者の証言も紹介され、視聴者に強烈なインパクトを与えている。

トランプ氏への期待と深まる謎

『The Age of Disclosure』が話題になるにつれ、トランプ氏のあらゆる言動が「機密公開への布石」として解釈されるようになった。彼が実際に何かを発表する証拠はないが、長年の沈黙が破られることを期待する人々にとって、この状況は格好の燃料となっている。

　もし大統領が真実を知らないのであれば、誰がこの世界をコントロールしているのか？ このドキュメンタリーが突きつける最大の衝撃は、UFOの実在そのものではなく、「選ばれたリーダーさえも蚊帳の外に置かれている」という権力の空白への疑念なのかもしれない。

参考：Espacio Misterio、ほか

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