【3月3日ブラッドムーン】聖書が語る「血の月」とは? “終末の前兆”と重ねられてきた皆既月食

3月3日の夜、月が血に染まる――。赤胴色に鈍く輝く「ブラッドムーン」がネット上をこの世の終わりの恐怖に包んでいる。
■ブラッドムーンは終末の前兆か
ブラッドムーンは満月の間に太陽、地球、月が正確に一直線に並ぶことで発生する現象で、大気圏を透過した太陽光が月を真っ赤に染める。このブラッドムーンは何か「恐ろしい」ことが起こる前兆だと示唆する人々もいるようだ。
科学界が天体現象としてのブラッドムーンの壮大さを賞賛する一方、ソーシャルメディアでは終末論的な議論が巻き起こっている。一部のユーザーはブラッドムーンは聖書で言及されていると指摘して次のようにコメントしている。
「3月3日に起こるブラッドムーンは聖書に書かれているものだと思いますか? ヨエル書2章31節にほぼ間違いないと思います」
引用された一節は次の通りだ。
「主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽は闇となり、月は血に変わる。しかし主の名を呼ぶ者はみな救われる」(ヨエル書2章31節)
ヨエル書2章31節は宇宙の混乱と神の審判を象徴しており、邪悪な者への差し迫った危険の警告と正しい者への救済として解釈されることが多い。
ブラッドムーンは長い間“聖書予言”と関連づけられており、宇宙の混乱や神の審判の兆候と考えられてきた。
聖書には、月が赤くなる様子が描かれている箇所が数多くあり、これは重要な出来事や神の介入を示唆している。
ヨエル書2章31節のほかにも使徒行伝2章20節や、終末的な出来事の際に月が血のようになることを描写している黙示録6章12節などがある。
「主の大いなる輝かしい日が来る前に、日は闇に、月は血に変るであろう」(使徒行伝2章20節)
「小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり」(黙示録6章12節)
信者たちはこれらの聖書の句を、血の月が混乱の時期、悪人への審判、あるいは忠実な人々の救済を告げる兆候であると解釈することが多く、ブラッドムーンにさらなる霊的な重みを加味している。

驚異の天体ショーとして楽しむのか、あるいは聖書的イベントの前兆と見なすかはともかく、3月3日のブラッドムーンは見る者の多くを魅了するだろう。
日本時間で午後6時50分頃から月が欠けはじめ、同8時4分には月が完全に地球の影の中に入る皆既月食となる。皆既月食は約1時間続き、その間に暗い赤銅色に染まった月を眺めることができる。
5年目に突入したウクライナ戦争はもちろん、イラン情勢やパキスタンとタリバンの軍事衝突など予断を許さない国際情勢だが、3月3日のタイミングで何かが起きないとも限らない。奇しくもひな祭りの夜、夜空に妖しく輝くブラッドムーンはぜひとも心穏やかに眺めたいものである。
参考:「Daily Star」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【3月3日ブラッドムーン】聖書が語る「血の月」とは? “終末の前兆”と重ねられてきた皆既月食のページです。聖書、月食、終末、ブラッドムーン、予言、皆既食などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
