アルテミス2船長の切り抜き動画で大沸騰する“月面着陸陰謀論”とNASAの終わらない戦い

4月2日に打ち上げられたNASAのアルテミス2だが、その数カ月前にクルーが月について言及した動画が公開されたことで、アポロ計画は捏造だったという陰謀論がネット上で再燃している――。
■クルーの発言で“月面着陸陰謀論”が再燃か
アルテミス2の船長、リード・ワイズマン氏の短い動画がソーシャルメディアで話題を呼んでおり、その中で彼は「今回は人類を月へ送り込むと同時に、地球低軌道にも人類を配置するという、史上初の試みとなる」と述べている。
陰謀論者たちはこの発言を、以前の月探査計画は実際には行われなかったという証拠として利用しており、あるXユーザーは「それはまさに自白だ。彼らは月面着陸について嘘をついていたんだ」と書き込んでいる。
月面着陸陰謀論はNASAが1969年から1972年にかけてのアポロ計画による月面着陸を捏造したと主張しており、ソ連との宇宙開発競争に勝つためにスタジオで撮影したものだと主張している。
しかし拡散した25秒の動画は、2025年9月24日に開かれた記者会の一部であることがわかっている。記者会見でワイズマン氏はアポロ計画に言及したうえで、アルテミス2ミッションが新たな月面時代の幕開けであると説明している。
会見の内容におかしなところはなく、拡散した動画は“史上初”の月面着陸という発言を故意に切り取った悪意あるクリップであるというのが真相のようである。
火曜日に打ち上げられたアルテミス2は、アポロ計画以来初めて人類が月に向かうこと、そして宇宙飛行士が半世紀年以上ぶりに地球低軌道を超えて旅をすることとなる。
乗組員にはリード・ワイズマン氏をはじめ、ビクター・グローバー氏、クリスティーナ・コック氏に加え、カナダ人宇宙飛行士のジェレミー・ハンセン氏が含まれており、彼らは10日間かけて月を周回して戻ってくる予定である。

乗組員は4月6日までに地球から約40万㎞の距離に到達する予定で、これは1970年のアポロ13号が樹立したこれまでの記録を更新することになる。
NASAは記録されたテレメトリーデータ、月の石、そして数千人の技術者や科学者の証言を根拠に、アポロ計画は実際に行われたと一貫して主張しているが、一部の懐疑論者は依然としてその計画に異議を唱えている。
あるXユーザーはワイズマン氏の動画について、彼は「人類を月へ送るのは今回が初めてだと彼らが公然と認めるとは、私は一体どの時間軸で生きているのだろうか?」と書き込んでいる。
陰謀論的には物議を醸す発言の約20分前、ワイズマン氏は「我々はアポロ計画で月に行ったことがある」と発言している。つまりNASA、あるいは人類を代表しての言説である。
「私たちは月を周回したことがあり、こうした現象は以前にも見てきました。では月を周回する中で、アルテミス2は私たちにとってどのような新しい発見をもたらすのでしょうか」(ワイズマン氏)
月へ向かう宇宙船内部からワイズマン氏が撮影した地球の画像が話題になっているが、まずは今回のミッションを完遂して全員が無事に地球へ帰還していほしいものである。
参考:「Daily Mail」ほか
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2024.10.02 20:00心霊アルテミス2船長の切り抜き動画で大沸騰する“月面着陸陰謀論”とNASAの終わらない戦いのページです。月、NASA、陰謀論、アポロ計画、アルテミス計画などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
