「非人類的知性は実在する」元情報将校グルッシュ氏が断言! ワシントンで続くUAP情報戦

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 2026年4月、アメリカのUAP(未確認航空現象)をめぐる情報公開問題が、再び世界的な注目を集めている。舞台は二つ。コロラドで開催された国家宇宙シンポジウムと、アルテミスII宇宙飛行士たちを交えたトランプ大統領の記者会見だ。このほぼ同時期に、元情報将校のデヴィッド・グルッシュ氏と大統領その人が、別々の場所でUAP情報の「公開が近い」と声を揃えた。

「飲み込みにくい真実」が来る——グルッシュ氏の準備勧告

 グルッシュ氏は今やアメリカ共和党下院議員エリック・バーリソン氏の特別顧問として活動している。今回のシンポジウムでは、アメリカ政府が「地球と相互作用する知性ある非人類的存在」の決定的証拠を保有していると改めて断言した。

 彼がジェレミー・コーベル氏のポッドキャスト番組「ウェポナイズド」に語ったところによれば、これは「空に光が見えた」程度の話ではない。数十年にわたって記録された、物理的かつ複合的な相互作用だという。そして彼はこう言った——「新たな時代が来る。少し居心地が悪く、飲み込みにくい真実もある」と。

 さらに踏み込んだのが、1971年にアメリカとソビエト連邦の間で締結されたとされる秘密条約の存在だ。グルッシュ氏によれば、このUAPが戦略的施設近辺に出現した際に誤認による核戦争を防ぐための協定が存在していたという。つまり、情報が隠されてきた理由は「逆工学(リバースエンジニアリング)技術の保護」だけではなく、超大国間の壊滅的な衝突を回避するための「実存的安全保障上の措置」だったというわけだ。

 グルッシュ氏はまた、情報機関内の「過剰な縦割り構造」にも言及している。本来なら知るべき立場の高官でさえ、宇宙船回収プログラムへのアクセスを阻まれていたというのだ。この構造が、憲法上の監督機能の外側で秘密プログラムが運営され、公金が使われ続けることを可能にしてきたと彼は批判する。

トランプの「もうすぐ公開」——何度目の約束か

 アルテミスIIの宇宙飛行士との会見でトランプ大統領は、UAP情報を「まもなく公開する」と述べ、第1期政権中に「信じられないものを目撃した」と語る軍パイロットたちへのインタビューを行ったと明かした。大統領が自ら軍パイロットの証言に言及するのは異例とも言える。

Trump says information about UFOs will be released shortly. He also says he interviewed pilots in his first term who ‘saw things you wouldn’t believe’. Clip is from a press conference today with Artemis II astronauts.
by u/87LucasOliveira in UFOB

 しかし、この発言の数日後に控えていた4月27日——多くのUFO研究者やウォッチャーが「機密解除のマイルストーン」として注目していたその日は、何の新情報も提供されないまま静かに過ぎ去った。このパターン、どこかで見た気がする。「まもなく」という言葉が、いつの間にか無期限の意味を持つようになってしまっているのだ。

 マルコ・ルビオ国家安全保障補佐官も、グルッシュ氏から機密情報の提供を受けた人物として名前が挙がっており、「大規模公開」の旗振り役と目されている。ただし、最終的な意思決定はトランプ大統領に委ねられており、ルビオ氏含む関係者たちは大統領の決断待ちという構図が続いている。

 さらに、元国防総省高官のルイス・エリゾンド氏が2025年1月にトランプチームに送ったとされる覚書が再び話題になっている。そこにはこう書かれていたという——UAP情報の縦割り管理は、9・11テロ前に各機関が情報を共有しなかった状況と同じであり、それが繰り返されれば「9・11の社会的衝撃を超える事態を招く」と。この一節が一部で誤読され、「UAP公開そのものが”次の9・11″になる」という解釈も広まったが、真意は「情報の隠蔽と分断が惨事を招く」という警告だ。

46本のUAP映像と、止まらない議会の圧力

 バーリソン下院議員は、秘密プログラムに関わっていたとされる科学者たちの不審死についても調査中だと明かした。また「非人類的乗り物の残骸を保管している可能性がある施設」への視察団を率いたとも述べており、その言葉通りなら話はかなりきな臭い段階に入っている。

 現在、議会がペンタゴンに対して機密解除を求めているのは46本の特定のUAP映像だ。軍の各種センサーや衛星によって記録されたこれらの映像は、「物体の物理的・異質な性質を証明する鍵」とされている。フロリダ州選出のアナ・パウリナ・ルナ下院議員は、「機密情報施設(SCIF)の中で、非人類的起源と創造の証拠を目にした」と公言している。メタデータ等の機密部分を除去したうえで映像を公開すれば、学術界が正式にこの現象を研究できると両議員は主張している。

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デヴィッド・グルッシュ氏 画像は「Vigília」より

 一方でNASAと国防総省は、公開可能な形での証拠の欠如を理由に、こうした主張を否定もしくは矮小化する立場を崩していない。告発者たちが「保護された場で証拠を提出した」と言い、機関側が「公開できる証拠はない」と言い続ける——この信頼性のギャップそのものが、陰謀論と社会不安を育てる土壌になっている。

 グルッシュ氏は言う。人類は宇宙における自分たちの立場を理解する準備ができている、と。だが同時に、その移行は「居心地が悪い」ものになるとも認める。トランプの「まもなく公開」という言葉は今も宙に浮いたままで、官僚機構の壁とワシントンの権力政治の前に、その約束がいつ現実になるのか、誰にも見通せない状況が続いている。

参考:Vigília、ほか

TOCANA編集部

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