モスクワ騒然!首都上空に“赤と白に光る謎の飛行物体”、ロシア軍が迎撃する緊迫の瞬間!

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画像は「The Sun」より

 深夜のモスクワ上空に不気味な音を立てて飛行する正体不明の物体が出現し、ロシアの防空システムが迎撃を試みる緊迫した瞬間が映像に捉えられた。木曜未明、ロシアが別のドローン攻撃を受けていたさなか、警戒心を極度に高めた防空部隊がこの「UFOヘリコプター」とも称される謎の飛行物体に向けて激しく発砲したのである。

赤白に回転する謎の飛行物体、空に響く迎撃音

 公開された不気味な映像には、モスクワ州の上空で奇妙な回転をする物体が映し出されている。それは赤い中心部を持ち、その周りを白い円形のシェルが回転しているように見える。さらに、回転する「翼」のような部分からは、小さな粒子が放出されているようにも見て取れる。

 息をのむ光景の中、プーチン政権下の防空システムがこの物体に向けて激しく発砲を開始。しかし、映像からは多くの砲弾が空しく夜空に消えていく様子がうかがえ、物体は損傷を受けることなく飛行を続けているように見える。一体、この空飛ぶ物体は何だったのだろうか。


ウクライナの新型ドローン?それとも同士討ち?憶測飛び交う

 この赤と白に回転する飛行物体について、一部ではウクライナの「新型ヘリコプタードローン」ではないかとの憶測が飛び交った。ある戦争関連チャンネルは、ウクライナが開発したとされる「RZ-500」または類似のヘリコプター型ドローンではないかと指摘した。しかし、RZ-500の最大航続距離は約186マイル(約300km)であり、モスクワまで到達するには不十分であるため、この説には疑問符が付く。

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画像は「The Sun」より

 一方、ウクライナ側からは、ロシア軍の「同士討ち」ではないかという指摘や嘲笑の声が上がっている。あるウクライナ軍関連チャンネルは、「モスクワ近郊のロシア防空部隊が、自軍のヘリコプターを敵の無人航空機(UAV)と誤認して撃墜しようとした」と主張。別の報告では、「あれはヘリコプターだ、マヌケめ。モスクワ州でドローンを必死に探していたあまり、自軍のヘリを撃ち落としかけたんだ」と痛烈に批判している。

 結局のところ、この夜にヘリコプターやドローンが撃墜されたという公式な報告はなく、標的に命中したことによる被害も確認されていない。

緊迫続くロシア上空、ドローン攻撃と領土侵攻

 この謎の飛行物体騒ぎがあった夜、ロシア国防省はウクライナから飛来したドローン48機を撃墜したと発表している。その多くはブリャンスク州やクルスク州、カルーガ州などで迎撃されたが、一部のウクライナ軍機はモスクワ地域上空を長時間にわたって旋回し、ロシアの防空ミサイルを巧みにかわし、無傷で逃れることに成功したとも報じられている。

 さらに同日、ウクライナ軍はロシア領内に再び侵攻し、国境付近のベルゴロド州の一部地域を占拠したとも伝えられている。3月にもモスクワへの大規模なドローン攻撃や、ロシア国内の主要な石油精製所への攻撃が行われており、ロシア上空と国境地帯の緊張は依然として高いままだ。

 モスクワ上空を駆け巡った謎の飛行物体の正体は、依然として不明である。ウクライナの新型兵器か、ロシア軍の誤射か、あるいは全く別の何かだったのか。確かなことは、首都上空での緊迫した出来事が、続く戦争の新たな局面を映し出しているのかもしれないということだけだ。

参考:The Sun、ほか

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