ジョン・レノンは“全裸”でUFOを見た ― 天才が見た円盤と、ユリ・ゲラーに託された“エイリアンの卵”の謎

ジョン・レノンが創り出す音楽は、時にこの世のものとは思えないほどの輝きを放っていた。しかし、彼自身がかつて、本当にこの世のものではない「UFO」を目撃していたとしたら? しかも、その時彼は全裸だった――。これは、音楽史上最大のレジェンド、ジョン・レノンに起きた、奇妙でミステリアスな実話である。
裸の天才が見た“音のない円盤”
事件が起きたのは、1974年8月23日の蒸し暑い夏の夜。当時、ジョン・レノンは恋人のメイ・パンと共に、ニューヨーク市イーストリバー近くのアパートに住んでいた。
涼むため、そして一服するために、彼は全裸のままバルコニーへ出た。その時、彼の目に信じられない光景が飛び込んできたのだ。
メイ・パンが後に語ったところによれば、それは「暗い色の、静かな円盤状の物体」であり、白い光が点滅していたという。二人の真上に浮かぶその物体を見て、彼女は思わず「UFOよ!」と叫んだ。
その謎の飛行物体は、二人だけでなく、他の多くのニューヨーカーにも目撃された。ゆっくりと街の上空を移動し、ブルックリンの方角へ向かった後、猛スピードで空の彼方へと消え去ったという。

歌とアルバムに刻まれた“宇宙からのメッセージ”
この常識を超えた体験は、ジョン・レノンに強烈なインパクトを残した。彼は「俺はクレイジーじゃない(頭がおかしくなったわけじゃない)」とジョークを飛ばしつつも、この出来事を真剣に受け止めていた。
彼はすぐさま警察や新聞社に通報。すると、同様の目撃情報が多数寄せられていることが確認されたという。
この体験は、彼の創作活動にも直接的な影響を与えた。事件直後に制作されたアルバム『心の壁、愛の橋(Walls and Bridges)』のレコード内袋(インナースリーブ)には、こんな一文がはっきりと記されている。
「1974年8月23日午後9時、私はU.F.Oを見た」
さらに、彼の死後1984年に発表された楽曲『ノーバディ・トールド・ミー(Nobody Told Me)』の中でも、彼はこの事件に触れている。
「ニューヨークの上空にはUFOがいるけど、大して驚かないね」
ユリ・ゲラーに託された“エイリアンの卵”
この物語には、さらにミステリアスな後日談がある。世界的に有名な超能力者ユリ・ゲラーが、後にレノンからこの遭遇譚について直接話を聞いたと証言しているのだゲラーによれば、ホテルで会ったジョン・レノンは顔面蒼白で震えていたという。ゲラーが「一体何があったんだ?」と尋ねると、レノンはポケットから“ある物体”を取り出した。
「彼は私に、重い卵のような形をした物体を渡したんだ」とゲラーは語る。
この物体が何でできているのかは、誰にも分からないという。ゲラーは、「なぜ科学者に鑑定してもらわないのか」という世界中からの問いに対し、こう答えている。

「絶対に嫌だね。なぜなら、これが“中国製”だと判明してがっかりしたくないからさ。私は、ジョン・レノンの言葉を信じたいんだ」
ジョン・レノンが全裸で遭遇した謎の飛行物体。そして、ユリ・ゲラーの手の中に今も眠るという、エイリアンからの贈り物かもしれない謎の物体。真実が何であれ、この奇妙なエピソードは、天才の人生を彩る、もう一つの魅力的な伝説として、今もなお語り継がれている。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ジョン・レノンは“全裸”でUFOを見た ― 天才が見た円盤と、ユリ・ゲラーに託された“エイリアンの卵”の謎のページです。ニューヨーク、ジョン・レノンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで