【CIAの闇】極秘洗脳実験「MKウルトラ」の真実が暴かれる!? 米下院公聴会で追及される科学者“口封じ転落死”の全貌

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 冷戦期のアメリカで進められていた悪名高い極秘の洗脳実験「MKウルトラ」について新たな事実が明らかになるのか――。米下院で5月13日に“MKウルトラ公聴会”が開催されることが決まった。

■米下院“MKウルトラ公聴会”開催決定

 米フロリダ州選出の共和党下院議員アンナ・パウリナ・ルナ氏は、CIAの洗脳計画「MKウルトラ」に関する公聴会を5月13日に開催すると発表した。

 2023年7月の米下院“UFO公聴会”の立役者の1人であったルナ氏だが、今度は“MKウルトラ公聴会”でも注目を浴びることになる。はたして公聴会でどのような話が論じられることになるのだろうか。

 米ソ冷戦時代に開始された「MKウルトラ計画」は、アメリカの諜報活動史において今なお物議を醸す案件となっている。その実験は往々にして罪のない無知な個人を標的とし、参加者に永続的な精神的ダメージを与えた。

 具体的には尋問のための手順や薬物を開発し、洗脳や心理的拷問によって個人を弱体化させ、自白を強要することなどを目的としていた。

 このあまりにも罪深い極秘実験が明るみになることを恐れたCIA長官は1973年に職員に対し、この計画に関する記録をすべて破棄するよう指示している。

 新たな注目が集まったことで、CIAの「MKウルトラ」計画、特に薬物、催眠術、人体実験の使用、そして同計画に関わっていた科学者の1人の死亡事件が、再び厳しく精査されることになった。

 生物兵器科学者のフランク・オルソン博士は、会議中に密かにLSDを投与され、9日後にニューヨーク市のホテルの部屋から転落して死亡した。これは自殺と断定されたが、家族を含む一部の人々は彼が殺害されたと信じている。

 オルソンは、1953年11月19日に「MKウルトラ」計画の一環としてLSDを投与された少なくとも8人の男性のうちの1人だったと、オルソンの甥であるポール・ヴィディッチ氏は以前、英紙「Daily Mail」に語っていた。

「MKウルトラ」の一部門を指揮ていた化学者、シドニー・ゴットリーブ(1918-1999)の1977年の証言によると、夕食後にオルソンに提供されたリキュールのボトルに「ごく少量の」LSDが混入されていたという。

 その後数日間、オルソンは被害妄想に陥り、ほとんど食事をとらず、上司のヴィンセント・ルウェットから指示されたと勝手に思い込み、財布、身分証明書、現金まで捨ててしまった。

 オルソンは11月27日に精神医療施設へ入院する予定だったがいったん拒否し、1953年11月28日午前2時45分頃、上司のルウェットはシドニー・ゴットリーブからオルソンが亡くなったとの電話を受けた。

 オルソンの遺体はその後、彼が13階に宿泊していたホテルの外で発見された。

 ヴィディッチ氏によると、彼の叔父は「自分がやっている仕事の性質について道徳的な葛藤を抱えていた」ようで、最終的にはセキュリティ上のリスクとみなされたのだという。

「窓から投げ出されるというのは、国家安全保障上の脅威を排除する非常に都合の良い方法だった。私の見解を要約すると、彼は殺害されたのだ」(ヴィディッチ氏)

 家族は彼の遺体を見ることを許されず、転落事故で顔に重傷を負い、自殺したと告げられた。

 その後の報告で、オルソンの死亡直後の遺体の体内からLSDが検出されたことが確認されている。近く開催される公聴会ではこの一件がさらに詳細に検証されることになる。

 テネシー州選出のティム・バーチェット下院議員は先日「Daily Mail」紙に対して「MKウルトラ」について言及し、科学者の失踪や死亡事件が相次いでいるアメリカの科学界で今起きていることとの関連を示唆している。

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「MKウルトラ計画のコンセプトに立ち返ってみましょう。彼らは人々を誘拐し、LSDやその他の精神作用薬を投与した。そして彼らの記憶を消そうとしたんです」(バーチェット氏)

 失踪した科学者たちには何らかの組織や計画の介入が及んでいたというのだろうか。

「彼ら(MKウルトラ実施者)は裁判で訴えられました。その後、彼らはそんなものは存在しないと主張した。1975年には記録の破棄を命じ、後に存在は認めたものの、今はもう存在しないと認めた。一体どの嘘を信じればいいんでしょうか?」(バーチェット氏)

 来るべく5月13日の“MKウルトラ公聴会”で何が話し合われるのか。新たな物証や証言が提示されることがあるのだろうか。再び議題に挙がった「MKウルトラ」に引き続き注目していきたい。

参考:「Daily Mail」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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