>  > 「公安を舐めるな」元警視庁刑事が喝!

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※イメージ画像:『SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX』

 11月4日、京都大学構内で公安捜査を担当する京都府警の30代の私服警官が、学生に拘束される事態が発生した。警察官は挙動が不審であったことから学生たちに問いただされ、そのまま監禁状態に置かれた。大学構内で行われていた政治集会を監視していたと見られている。数時間後に、大学当局、京都府警、学生らの話し合いが決着し、警察官の拘束は解かれた。

 大学の周囲には、警察車両や警察官が駆けつけ、一時辺りは騒然となった。京都大学と京都府警の間には、日本国憲法23条で保障された大学の自治の観点から、警察官の学内侵入には事前通告を求める申し合わせがなされていた。

 さらに6日発売の『週刊文春 11月13日号』(文藝春秋)では、イスラム国への参加未遂騒動を起こし、話題となった北大生に関する記事が掲載された。騒動以降、北大生には公安の尾行がついているが、「バレバレで面白い」と茶化す内容となっている。

 公安警察といえば、実態が謎に包まれ、高い諜報能力を持った人間が集まる組織という印象がある。だが、あっさり学生に捕まってしまったり、バレバレの尾行を行ったりする背景には、能力の低下があるのだろうか。大学院講師(諜報+国際犯罪学)・元警視庁刑事の北芝健氏に話を訊いた。

「公安警察の能力は、昔から全然変わっていません。警察にはキャリア、ノンキャリアという身分制度上の呼び方がありますが、公安も分かれています。尾行など現場の仕事は、キャリアからの指令を受けたノンキャリアが担います。当然、スキルにもばらつきがある。今回、京都大学で拘束された警察官は、末端として情報収集を行っていた人間であり、ルーチンワークの中で、たまたま捕まってしまったにすぎません。捕まった警察官は、見た目も華奢で空手の有段者でもないように見える。その場で学生の話に応じてしまう人の良さも感じられます。私ならば、その場で襲ってきた人間をぶっ飛ばし、振り切って離脱するでしょうね。北大生の件も、尾行がバレバレだからといって『公安はバカだ』となるのは短絡的です。尾行にもさまざまなタイプがあり、嫌がらせとしての尾行もあります」

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