>  > 国会でも取り上げられた問題作『バトル・ロワイアル』とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1

――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

今回の映画:『バトル・ロワイアルシリーズ』
2000年/日本

0517batorowa_01.jpg
※イメージ画像:『バトル・ロワイアル』(東映ビデオ)

 今年5月12日、世界的な舞台演出家の蜷川幸雄が死去した。訃報を受けて、前日に病室へ見舞っていた俳優の藤原竜也は、「僕を生んでくれたのは蜷川さんです」とコメントした。その言葉に偽りはなく、映画『デスノート』シリーズや『カイジ』シリーズほか、様々な舞台でも活躍中の藤原竜也は、1997年に蜷川幸雄演出『身毒丸』の主役オーディションで選ばれデビュー。その後「蜷川幸雄の秘蔵っ子」として脚光を浴び続けてきたのだ。そんな藤原竜也の才能に目を付けたいたのは演劇界だけではなく、日本映画界の巨匠も同様だった。映画『仁義なき戦い』の深作欣二だ。

 深作欣二が実子・健太と二人三脚で撮った『バトル・ロワイアル』シリーズは、高見広春の同名小説を原作に映画化したもので、キャッチコピーは「ねえ、友達殺したことある?」だった。しかしその過激な内容に、公開やソフト化に際し、様々な障壁が行く手を阻んだ。


■『バトル・ロワイアル』あらすじ

 近未来、日本に酷似した国では、失業者が1,000万人を突破し、全国で家庭崩壊が続出。校内暴力による教師の殉職者は1,200人を超え、不登校児童・生徒は80万人に達した。大人を敵視する子供達を恐れた国家は、威厳を取り戻すことを目的に「BR(バトル・ロワイアル)法」を制定する。それは年に1度、全国の中学校の中から選ばれた3年生の1クラスに、無人島で最後の1人になるまで殺し合いを強制するという法律だった。

 岩城学園中学3年B組の生徒達が拉致された無人島には、なぜか元担任のキタノ(北野武)がいた。キタノはこれから全員に、死のゲームが始まることを説明。生徒達は発信機と遠隔操作による爆弾が内蔵された取り外し不能な首輪を装着させられるとともに、食糧と武器が渡された。七原秋也(藤原竜也)は中川典子(前田亜季)を守り、転校生の川田章吾(山本太郎)と共に生きて、島を脱出しようと奮闘する。

 劇中の生徒役42名は、約6,000名の中からオーディションで選ばれた(落選者の中に小栗旬もいた)。撮影時、実際に中学3年生だったのは、前田亜季ら3名のみ。残り39名は高校生以上で、最年長はともに25歳の山本太郎と安藤政信だった。私が特に印象に残ったのは、台詞のない不気味な殺戮マシン・桐山和雄を演じる安藤政信。とても中学生には見えない当時19歳の柴咲コウ。そして、後に『BR』を観たクエンティン・タランティーノから『キル・ビル Vol.1』の出演オファーが来る栗山千明。この3人のキレっぷりは鮮烈だった。

コメント

1:匿名2016年8月29日 18:39 | 返信

公開当時、まさに中学生だった。
1は面白かったけど、2は全然面白くなかったよ。
ストーリーは矛盾だらけで見れたものじゃなかった。

大人になってからみても同じ感想だった。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。