1月8日、全惑星が順行する「APDM」が起きる! プロポーズや就活などに最適な期間到来、幸せの総数上がる
太陽系惑星の動きが地球に影響を及ぼしている可能性は科学者からも予言者からもたびたび指摘されてきた。代表的なものとしては、オランダ人の地震予測家フランク・フッガービーツが提唱する「惑星直列」(太陽系に属する複数の惑星が太陽に向かって一直線に並ぶ現象)が有名だ。惑星直列では、直列した惑星の統合された重力により地震や火山噴火などの天変地異を起こす不吉な星の並びだと言われているが、今回ご紹介する「全惑星順行(APDM)」は幸運をもたらす吉兆であるという。
ここで少し用語の解説をしておこう。まず、“惑星の順行”とは、地球から天体を見たとき、惑星が太陽と同じく西から東へ向って運行しているように見えることを指す。反対は“逆行”と呼ばれ、惑星が天球上を東から西へ動いて見えることを指す。惑星そのものが行ったり来たりしているわけではないが、どちらも地球から見ると、惑星がまるで行ったり来たりして彷徨っているように見えることから考案された天文学用語である。太陽系の惑星は順行と逆行を繰り返しているため、古代ギリシアの天文学者は惑星の奇妙な動きを指して「プラネテス(彷徨う者)」と名付け、惑星を意味する英語「planet」の語源になった。そして、これら宇宙を彷徨う惑星が全て順行する期間がAPDMである。
では、この期間に一体なにが起こるというのだろうか? 占星術師ステファニー・ウェーブ・フォレスト氏によると、APDM期間中、人々は類稀な幸運と素晴らしい機会に遭遇するという。たとえば、結婚のプロポーズや新しい事業の開始に最適な時期である上、惑星のエネルギーが増すため運動効果も高まるという。
「この瞬間、地球からの視点では、まるで宇宙を流れる川のように、全ての太陽系惑星が同一方向に運行します。太陽や地球の視点から見ると、APDMは無限の宇宙を横切る有機的・全体的・同期的・同調的なグループとなるのです」(フォレスト氏)
さらにAPDMの恩恵を最大限引き出すための潜在的な力は、日々の瞑想によって世界中の人々に余すところなくもたらされるという。そして、より多くの人々が午後1時(山岳部標準時)から1日30分同時に瞑想することで、APDMの効果も倍増するという。
とはいえ、APDMの期間中に亡くなる人も世界中に五萬といるだろう。世界中から苦しみがなくなるなら結構な話だが、どう考えてもそんなことはあり得そうにない。フォレスト氏の楽観的な主張に「貧困に喘ぐ人々や、今まさに死を待つ人々に対して、あまりにも無責任な発言だ!」と憤慨する方もいるかもしれないが、ここは1つ“最善説”をとってみては如何だろうか? つまり、APDM期間中には少なくとも、(別の時期だったら起こったかもしれない)最悪の事態は免れると考えれば、たとえ苦しんでも、死んでしまったとしても最善であったと言えるかもしれないということだ。
いずれにしろ、気になるのは次のAPDMの日時である。フォレスト氏によると、次は1月8日に開始し、それから1カ月ほど継続するという(日時の詳細はフォレスト氏のウェブサイトから確認されたい)。一体どれほどの幸運が舞い降りるかは分からないが、何かを始めるにはちょうど良い機会のようだ。参考までに頭の片隅に置いておいても損ではないだろう。読者の幸運を祈っている。
(編集部)
参考:「APDM」、「The Mind Unleashed」、ほか
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