>  > IS戦闘員を殺しまくった伝説の高齢スナイパー、戦地に散る

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 IS兵士を320人撃ち殺した伝説のスナイパーが戦地に散った――。


■伝説の老齢スナイパーが戦死

 1973年の第四次中東戦争をはじめ、これまでに4つの戦争・紛争に参加し、今まさに5度目の闘いの最中にあったイラク軍のスナイパー、アブ・タフシン・サルヒ氏。“狙撃手の族長”、または“鷹の目”の異名を取り恐れられてきた彼が、イラク北部ハウィジャ(Hawija)での戦闘中に戦死した。63歳だった。軍関係者によれば死亡したのは9月29日で、翌30日に葬儀が行なわれた。

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Daily Mail」の記事より

 この2月にトカナでも紹介したように、サルヒ氏は2015年からIS(イスラム国)との戦闘に“ボランティア”で参加し、320人ものIS戦闘員を射殺したといわれている。この人数は今年早々に公開されたドキュメンタリー映像の中でサルヒ氏の口から語られ、おそらく9月29日までの間にその人数はさらに増えていたことが予想される。一度戦場に出れば「1日に少なくとも4人は殺す」と“自己申告”していただけに、そのペースからいえば400人前後に達していたとしても不思議ではない。

 葬儀はイラク・バスラ近郊で行なわれ、広く一般の人々も参列して盛大に行なわれたようだ。戦場のサルヒ氏を描いた大きなポートレートを掲げる一般人の姿もあり、多くの人々がイラクのために長きにわたって奮戦したベテラン狙撃手の死を悼み、棺を弔ったようである。

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Daily Mail」の記事より

 年金生活者ながら、自らオフロードバイクに跨って非正規の“遊撃手”としてISとの戦いに加わったサルヒ氏は、イラクの人々から見ればまさに“正義のヒーロー”だ。バイクを駆って戦場へ向う勇姿を見かけた民間人が、サルヒ氏に向かって手を振り激励することも少なくなかったという。英雄の死に多くの人が悲しみ、そして一刻も早い平和と安定を願わずにはいられなかったのだろう。

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