月面に高さ5,600mの超巨大な“塔”が立ってる?Google Moonで判明?
地球にとって、もっとも近い天体である「月」。この地球の衛星は、自転周期と公転周期がまったく同じ(27.32日)ため、常に地球に同じ面を向けている。つまり、地球からは月の裏側を観察することができないのだ。この事実が、過去に宇宙愛好家のみならずUFO研究家や陰謀論者たちの想像をかき立て、「月の裏側には秘密基地がある」「そこに文明が存在している」といった数々の憶測を呼んできた。
しかし現在、私たちは人工衛星や探査機によって全月面を撮影する術を手にしており、そのような基地や文明の痕跡は存在しないことが確認されている――と思ったら、それは大間違いだ。宇宙から送られてくる月面の画像に不思議な物体が写り込み、研究家たちを困惑させる事態が幾度となく起きているのだ。そして今、またも理解に苦しむ“巨大な建造物”が発見されてしまったようだ。
■月面にそびえ立つ、高さ 5,600mの塔
今回発見された謎の建造物、それはなんと、月面にそびえ立つ“巨大な塔”である。早速、問題の画像をご覧いただこう。
これは「Google Moon」で公開されている衛星画像の一部だが、クレーターのド真ん中から、たしかに巨大な塔がまっすぐにそびえ立つ様子を確認できるではないか! この前代未聞の発見について、UFO研究家として名高いスコット・ウェアリング氏が分析し、早速その結果を自身のサイト上で発表している。
ウェアリング氏の見解によると、この巨大な塔は約5,600mという驚異的高さを誇るという。最大800m程度の誤差が生じる可能性もあるようだが、どちらにしても人類が地球上に生み出したあらゆる建造物を上回る全高だ。建造にあたり、圧倒的に高度な技術が投入されていることは疑いようもないだろう。
また、クレーターの中心部に建てられたようにも見えるが、それは間違いであり、塔の周囲に「白く輝く小さな物体」が敷き詰められているとのことだ。そしてウェアリング氏は、このような建造物がある目的について、スタートレックに登場する「U.S.S.ヴォイジャー」のような超巨大宇宙船が、地表に着陸することなく月にアクセスすることを可能とするためのものだと語り、現在は使われていないようだとも語っている。なお、月面にそびえ立つ塔の姿は、1967年に撮影された3枚の衛星写真でも捉えられており、今回は実に約50年ぶりとなる記念すべき再発見となった模様だ。
ウェアリング氏の見解が正しいならば、この塔は月面に何らかの知的生命体が存在している(存在していた)可能性を示す有力な証拠となるだろう。私たちにとってもっとも身近な天体である月にも、数多くのミステリーが残されていることだけはおわかりいただけるだろう。
(編集部)
参考:「UFO Sightings Daily」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊月面に高さ5,600mの超巨大な“塔”が立ってる?Google Moonで判明?のページです。月、宇宙人、UFO、地球、基地、塔などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで