【戦慄】監獄から「死の手紙」を送り52人を殺害か? 犠牲者450人超… ケニアの餓死カルト教祖が収監後も解かない“死の呪縛”

アフリカ・ケニアを震撼させた「餓死カルト」の恐怖は、教祖が監獄に入った後も終わっていなかった。
「イエスに会うために餓死せよ」という常軌を逸した教えを説き、400人以上の信者を死に追いやったカルト指導者ポール・マッケンジー。2023年に発覚したこの「シャカホラの虐殺」の全貌がいまだに見えないなか、新たに52人の遺体が見つかり、衝撃の事実が浮かび上がってきた。
なんとこの教祖、獄中から「手書きの手紙」を送り、さらなる信者を死へと導いていたというのだ。
獄中から「死の司令」を送る教祖
ケニアの検察当局が1月末に発表した内容によると、キリフィ郡にある農場から新たに52人の遺体が発見された。これにより、マッケンジーによる犠牲者はさらに膨れ上がることになった。
ここで驚くべきは、マッケンジーが2023年に逮捕され、厳重な監視下にあるはずの刑務所に収監されているにもかかわらず、犯行を継続していた疑いがある点だ。
捜査当局は、マッケンジーの独房から「手書きのメモ」を押収している。そこには携帯電話を通じた取引の明細などが記されており、彼は獄中から組織を操り、人里離れた村へと新たな犠牲者を誘い込んでいたと見られている。収監されてなおこれほどの影響力を維持できるという事実に、刑務所側の管理体制や信者の盲信の深さを思わずにはいられない。

「子供から先に死ね」あまりに冷酷な死のルール
このカルト「グッドニュース・インターナショナル・ミニストリーズ」の教義は、あまりに凄惨だ。マッケンジーは「終末が近い」と煽り、イエスに会うための唯一の道として集団餓死を命じていた。
サバイバーたちの証言によれば、そこにはマッケンジーが作成した「死の順番」が存在していたという。
まず子供たち
次に未婚者
そして女性、男性
最後に教会の指導者たち
子供を最優先に死なせるというシステムは、親の保護本能すら破壊するカルトの恐ろしさを象徴している。実際、マッケンジーの側近の一人は、191人もの子供の死に関与したとして有罪を認めている。
さらに恐ろしいのは、断食を途中で諦めようとしたり、死ぬのに時間がかかりすぎたりした信者に対しては、マッケンジーが雇った「監視員」たちが鈍器などで殺害していたという点だ。「自発的な信仰」という皮を被った、実質的な集団処刑場だったのである。

日本の読者が見るべき「カルトの執念」
一見すると遠い異国の出来事に思えるが、日本でも過去に大規模なカルト事件を経験した私たちにとって、これは決して他人事ではない。「終末」や「救済」をエサに理性を奪い、死を美化する手法は共通している。
この事件の最も不気味な点は、教祖が物理的に隔離されてもなお「言葉」というウイルスが信者の間で増殖し続けていることだ。マッケンジーの説教はYouTubeなどでも配信されており、逮捕後もそのデジタルな遺産が、新たな「殉教者」を生み出す土壌になっている可能性は否定できない。
一度取り憑かれた「死への願望」は、物理的な檻(おり)すらも飛び越えてしまうのか。
現在、マッケンジーは殺人やテロ行為の扇動など、膨大な数の罪に問われている。しかし、失われた450人以上の命は二度と戻らない。シャカホラの深い森から次々と掘り起こされる遺体は、カルトという名の闇がどれほど深く、そして救いようがないものであるかを、世界に突きつけている。
参考:Daily Star、ほか
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