掘り出したばかりの死体とハイ、チーズ! 不気味な記念撮影が問題に

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墓掘り人」という職業の存在を知っているだろうか? 現在の日本では火葬が一般的なためあまり縁がないが、土葬が主流のヨーロッパなどでは亡くなった人の棺を墓を掘って納めることになるため、「墓掘り人」という墓地に深く穴を掘る職業があるのだ。


■極私的なスナップ写真だったのだが…

gravedigger1.JPGMirror」の記事より 墓掘り人レイナさん(右)と甥っ子(左)

 掘り出したばかりの死体の横で写真に写っている2人の男性、一体彼らはなぜこの不気味な記念撮影を行ったのだろうか?

 現場はスペイン、バレンシア州アリカンテ近くの海沿いの街グアダマール・デル・セグーラ。墓掘り人のセレスティーノ・レイナさん(55歳)は少し笑みを浮かべて死体の男性と写真に収まっている。そして亡くなった男性(中央)の甥っ子も笑顔で横に並んでいる。

 写真の中央に立つのは、23年前に埋葬された男性。彼は、最近亡くなった彼の奥さんと共に別の墓に入るために掘り返されたのだという。レイナさんが墓を掘り返した際、埋葬されていた男性の家族がミイラ化した遺体に興味を示したため、写真に収めて記念撮影をすることにしたのだという。

 しかし後日、亡くなった男性の姪がこの写真をなんと職場の同僚達に見せて回ってしまったのだ! 姪自身は、叔父の体がどういう風にミイラ化したかを見せたかっただけだったのだが、地元の審議院はこの行動を問題視した。

■夫婦の“再会”の前に一騒動

gravedigger2.JPG現場となった墓地 画像は「Mirror」より

 この件により、現在レイナさんは墓掘り人の仕事を停職中である。地元の審議員はレイナさんに対し、「決して不誠実な人間ではないので、クビになることはないだろう」と話しているが、やはり写真を撮影するのはマズかったようだ。

 彼の行動は褒められたものではないし、正当化もされないが、これ以上騒ぎたてる必要はないと考えられているという。

 それにしても、手の指先まで綺麗にミイラ化されているところを見るに、エンバーミングと呼ばれる防腐処理の技術力に感心させられる。

 掘り起こされた男性は、既に新しい棺に入れられて妻と一緒に無事にもう一度埋葬された。今度こそ、安らかな眠りにつけますように。
(文=Maria Rosa.S)

参考:「Mirror」ほか

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