世界最古の合唱曲発見! “ハモリ”の誕生は千年以上前だった!?
音楽の歴史は非常に古く、有史以前まで遡る事が出来る。特に旋律が重なる美しいハーモニーは賛美歌だけではなく、現代の音楽にも多く取り入れられ人々に愛されている。
このほど、そのハーモニーの起源と思われる楽曲がロンドンで発見されたと、12月末に「Daily Mail」が報じた。
■ポリフォニーとは一体何か?
ポリフォニー(多声音楽)とは複数の独立したパートからなる合唱曲、楽曲であり西洋音楽史上では中世(6世紀~15世紀)からルネサンス期(15世紀~16世紀)にかけて最も盛んに作曲され、演奏されたという。
しかし多声音楽そのものは世界各地で確認されており、中東やコンゴの密林などにも存在していることから、ポリフォニーは西洋だけの物ではないとも言われているようだ。
まずは新たに発見、そして再現された曲を聴いていただきたい。
不思議にもこれが約千年前に作られた曲だとは思えぬほど心地よく耳に馴染む。
これまでは西暦1000年前後にウィンチェスター大聖堂のために作曲されたという「The Winchester Troper」が最古のポリフォニーであるという説が有力だったが、今回発見された楽曲はそれよりも100年以上古い物だということになる。
ということは人類はひょっとしてもっと昔から音楽を作曲し、奏でていた可能性も出てきたのである。
■謎の記号の解明に成功!!
今回この楽譜を発見したのはケンブリッジ大学内セントジョンズカレッジの大学院生で、大英図書館にてインターンとして勤務しているジョヴァンニ・ヴァレッリ氏だ。
ヴァレッリ氏は初期の音楽表記法を研究しており、図書館にてフランス北部にあるランスという都市の司教マテニアスの伝記の写本を手にした際、ページ下部のスペースに何かが書いてあるのを見つけた。
ヴァレッリ氏は書き込まれた謎の記号を見ているうちに、これが2つのパートに分かれた音符だということに気付き、ポリフォニーの楽譜だと見抜いたのだ。
さらにヴァレッリ氏はこの楽曲がカトリックの宣教師であった聖ボニファティウス(ボニファスと表記する場合もある)に捧げられた聖歌であった事や西暦900年頃に作曲された事も解明したが、肝心の作曲した人物などについての詳細は分かっていないのだそうだ。
謎の記号を解明してみるとそれは美しい旋律の交わりだった。
人類は神を称える時だけではなく、様々なシーンに音楽を用いる。文字を持たない部族の歴史や伝統を次世代に伝えるツールとして。あるいは狩りの成功を祝い、時間や危険を知らせる手段として、客人をもてなす娯楽としても使われてきた。
複数のパートに分けた声や音を組み合わせていく事でより一層注意を引きつけ、そして魅了する。人類がいつから多声音楽を奏ではじめたのか、それはどのような旋律だったのか興味は尽きることがない。
(文=清水ミロ)
参考:「Daily Mail」、「ケンブリッジ大学」ほか
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