マクドナルドどころではない!? 世界のトンでもない異物混入事例ベスト6!!
3位:大腸菌(糞便!?)入り食品 韓国
2013年7月、韓国食品医薬品安全処による食品検査の結果を受け、在韓日本大使館が注意喚起を行った。それによると、韓国国内において、夏に多く消費される「冷麺」「海苔巻き」「かき氷」などの食品をサンプル検査した結果、大腸菌やセレウス菌がかなりの割合で検出されたという。
「人と動物の糞便に存在する大腸菌は糞便汚染の指標菌」であることから、水が糞便で汚染されている可能性も指摘されているようだ。なお、菌が検出された店舗名や住所も公表され、その28%ほどがソウルとインチョンであったという。
2位:アヘン入り料理のレストラン 中国
2014年9月、中国・陝西省(せんせいしょう)のあるレストランで、ラーメンにアヘンを入れて客に提供していた経営者が逮捕された。これを受けて各国メディアが、「中国の多くのレストランで、料理にアヘンを混入する行為が横行している」と報じた。
調べによると、男は常連客を増やすためにこのような行為に及んでいたとされ、実際にリピーターが爆発的に増加するなど、効果は抜群だったようだ。2011年の調査で、陝西省に出回る違法なケシの実の購入者は、多くがレストラン経営者であることが判明している。また、上海や四川省はじめ各地で同様のケースが相次いで発生しており、事件化したものは、あくまでも氷山の一角にすぎないと考えられている。
1位:ストッキング入り煮卵 中国
2014年11月、中国・山東省のスーパーで有名メーカー「郷巴佬」の煮卵を購入した女性。煮卵の包装紙には、食品の安全性を保証するマークが示されていた。しかし、いざ食べようと思っても卵が噛み切れない。そこに入っていたのは、なんとストッキングだった。
女性はすぐにメーカーに連絡。しかしその回答は「煮卵10個を賠償するので、それでよいだろう」「食品工場ではこうしたことは当たり前」というものだった。一体、工場で何が起きれば卵にストッキングが混入するのか……。そしてこの開き直った対応……。もはや唖然とするしかない混入事件である。
さて、故意か過失かにかかわらず、世界を見渡すと私たちの想像をはるかに上回る異物混入事件が相次いでいるようだ。いずれにしても世界中の人々が、食の安全に多大な関心を寄せていることは間違いない。日本マクドナルドの今後の対応が注目される。
(編集部)
参考:「Ottumwa Post」、「ABC News」、「在大韓民国日本国大使館 公報文化院」、
「BBC News」、「レコードチャイナ」、「新華ニュース」、ほか
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