最高に芸術的なミュージックビデオ16選 ― 音楽と映像が織りなす、質の高い作品
■Cat Power – King Rides By (featuring Manny Pacquiao)
5月2日(日本時間では3日)、ついに実現するボクシングのドリームマッチ、フロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)vsマニー・パッキャオ(フィリピン)戦。専門家に言わせるとピークを過ぎた感のあるパッキャオだが、世界中が注目している一戦であることは間違いないのだ。この戦いを見る前に、愛犬家のキャット・パワーとパッキャオの両者が支持する慈善団体支援のために制作されたチャリティー・シングルのMVを観て盛り上がるべし。
■Adanowsky & Teri Gender Bender – Don’t try to fool me
アダノフスキーと、元レ・ブチャレッツとボウズニアン・レインボウズのヴォーカル、テリ・ジェンダー・ベンダーのコラボMV。仲が悪いと噂されていた2人だが、MVを見る限り仲がよさそうだ。ネットの情報では、フランスのストリートで裸で暴れている2人の姿を警察官が笑顔で見ていたと書かれているが真偽は定かでない。
■Modest Mouse – King Rat
06年から09年の3年間、ジョニー・マーも加入していたモデスト・マウス。サルと人間、男と女など逆転発想の世界観はよくあるが、ここでは魚と人間が逆転した世界がMVで描かれている。後半にかけての盛り上がり方が素晴らしいので必見。
■The Smashing Pumpkins – Try, Try, Try
近年、プロレス団体の運営から身を引いたビリー・コーガン率いるスマッシング・パンプキンズの、なんともいえないMV。メランコリックな気持ちで、最後まで見てしまうのであった。
■The Chemical Brothers – Midnight Madness
今年アルバムリリースを予定しているケミカル・ブラザーズ。彼らについてはもはや説明不要だと思うが、曲だけでなくMVも素晴らしい。こんな生き物が深夜、踊りまくっていたら面白いかも……。
■”Dye: She’s Bad” by Dent de Cuir
フランスのエレクトロミュージシャンDye。本作のMVを手掛けたのは、ジャン=フィリップ・シャルトランとベンジャミン・メージュのディレクターズ・デュオDent De Cuirだそうだ。これらの作品は、どれもかなりフェティシズムにあふれているのだが、特に本作の2分05秒あたりからの口のアップシーンの連続はすごい。口、舌、歯のフェチにはたまらないはずだ。
■Tujamo – Booty Bounce
『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)といえば、女性のヒップをモチーフにしたオープニングが有名。一度耳にしたら離れないあの曲はザ・ロイヤル・ティーンズ「Short Shorts」だが、ここで紹介するMVは88年生まれのドイツ人プロデューサー・ツジャモ。ヒップを思う存分堪能できる内容だ。
以上、世界のユニークなMVをご紹介したが、いかがだっただろうか? 音楽と映像に誘われて良い時間を過ごせたなら幸いである。まだまだオススメのMVがあるので、またの機会に紹介したいと思う。
(文=駅前りょかん)
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