14世紀の古文書に「ヨーダ」の姿が発見された?『スター・ウォーズ』ファンに衝撃!!

「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」

 この言葉を聞くと、頭の中に“あの”テーマ曲が流れてくる人も多いのではないだろうか。そう、これはSF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する名台詞だ。シリーズ第1作(1977年)からすでに40年近く経つが、本年末には最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開も控えている。つい先日も、その予告編が公開されるなど、ファンたちは期待に胸を高鳴らせながら12月を待っている状況だ。

 そしてこのタイミングで、『スター・ウォーズ』ファンたちのド肝を抜く驚愕のニュースが飛び込んできた。今月17日、英紙「The Daily Mail」をはじめとする複数の海外メディアが報じたところによると、なんと、ロンドンの大英図書館に収蔵されている中世ヨーロッパの写本に、『スター・ウォーズ』の登場キャラクターとしか思えない謎の存在が描かれているというのだ!

14世紀の古文書に「ヨーダ」の姿が発見された?『スター・ウォーズ』ファンに衝撃!!の画像1画像は「大英図書館」より

 緑色の肌、長いマント、長く伸びた耳、尖ったツメの生えた手――まさしく、ジェダイ・マスターのヨーダではないか! あまりにも似ている!!

 これは、ローマ教皇グレゴリウス9世が発した教令を記した写本『スミスフィールド教皇教令集』の1ページだ。ヨーダ(のような存在)が描かれた問題の挿絵は、旧約聖書の登場人物であるサムソンの物語が記されたページにあった。古代イスラエルの士師であるサムソンは、神から授かった怪力で敵やライオンを打ち負かしたとされる。

 この挿絵について、大英図書館の専門家による見解は、「サムソンの物語の一コマを描いたものだろう」とのことだが、ではこのヨーダのような姿は一体何者なのか、ハッキリしたことは分かっていないようだ。現在、『スミスフィールド教皇教令集』は全て電子化され、オンライン上で閲覧可能となっている。ヨーダ(のような存在)が登場するのはページ「f.30v」だ。

 果たして、中世ヨーロッパの人々は本物のヨーダに出会っていたのか? それとも、ヨーダというキャラクターは今回の挿絵からインスピレーションを得て生まれたのか? はたまた、これは単なる偶然の一致だったのか? 『スター・ウォーズ』ファンならずとも興味をそそられる話だろう。
(編集部)

参考:「大英図書館」、「The Daily Mail」、ほか

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

14世紀の古文書に「ヨーダ」の姿が発見された?『スター・ウォーズ』ファンに衝撃!!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング11:35更新