UFO、巨人、カニバリズム、チョワチョワ… ソロモン諸島の知られざる実態!

■ガダルカナル島の戦い 日本軍は巨人を目撃していた?

 マリウスによると、ソロモン諸島におけるレプティリアンや巨人の存在が、当時の日本兵に強く影響を与えた可能性は無視できないという。日本軍が進駐したのは、巨人やUFOが頻繁に出現する場所と重なっていた。日本兵はUFOを敵機と見なしただけでなく、巨人が人間を食すのを目の当たりにして、極度の緊張状態を体験したものと思われる。そして、自らもカニバリズムにかられ、最も悲惨な苦しみを味わい、わずか数カ月で(ある意味では自発的に)ソロモン諸島をアメリカに明け渡すこととなったとマリウスは推測するのだ。 ところで、ガダルカナル島の戦いにおいては、食料・弾薬の補給不足が深刻化し、日本兵は極限的な飢餓状態を体験し、カニバリズム(食人)も発生したと伝えられている。

 確かに、ソロモン諸島のすぐ西側には、ニューギニア島がある。インドネシアとパプアニューギニアで分け合う島だが、そこでは、近年までカニバリズムが習慣的に実践されていた。1930年代、パプアニューギニアで発生していた奇病をアメリカの科学者らが調べたところ、人の脳を食したことによるプリオン感染が原因であったことを突き止め、欧米諸国はカニバリズムを習慣にしていたフォレ族、そしてパプアニューギニア政府にその禁止を促してきたとされる。実は、パプアニューギニアでも巨人は存在してきた。彼らは「タンバラン」と呼ばれ、近年では、2002年に集団で現れたことが地元の主要な新聞やラジオを通じて報じられている。

 ソロモン諸島は、そんなニューギニア島と隣り合わせだ。そして、人間を食す巨人が、現地の人々に言わせれば、何千年も存在してきた。世界中に巨人伝説が存在し、生贄の儀式を行ってきた文明も存在した。多くの場合、巨人たちは地下の洞窟を住処としている。また、地下に潜む爬虫類タイプの生物の存在も数多く語られてきてきた。

 そのような伝説は、ほとんどが断片的な情報で、証拠は得がたいものである。そのため、現代人はもはや伝説や神話を信じることができない。だが、ソロモン諸島は、伝説や神話が生まれたと思われる背景を、現在進行形で地上で体験できる唯一の場所だと考えられている。もし巨人やUFOが出現するとされる地域にしばらく滞在すれば、誰もがその存在を確認できると言われるのだ。

 だが、写真やビデオによる証拠撮影をそう簡単に許さない存在がいるという。だからこそ、我々はソロモン諸島の実態を知らされていないようなのだ。次回はそれを明らかにしていきたい。

ケイ・ミズモリ 
神秘現象の解明に取り組むサイエンスライター。

 2015年7月18日(土)13:30-16:30に東海道かわさき宿交流館においてトークライブ『未解決ミステリーに挑む 超不都合な驚知トーク 2015』を開催。出演者 山口敏太郎 、北芝 健、ケイ・ミズモリ (司会 水木ノア)
詳細: http://www.keimizumori.com/events.html

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