皿を投げて歩く宇宙人!? 意味不明すぎるUFO体験談「ハイ・ストレンジネス事例」ベスト10

8. 皿のようなものを投げて歩く宇宙人

 これも日本で起きた事件で、1981年6月下旬の深夜0時30分ごろ、秋田県大曲市の吉田武夫と高橋東の2人は自転車で行きつけのスナックから家路を急いでいた。すると前方からオンレジ色の光が2つ、浮いているように見えた。よく見ると、2人組の何者かが左手に懐中電灯を持って道路を照らしているのだった。

 彼らの身長は1.7mくらい。灰色のつなぎのようなものを着て、足には黒いブーツ。腰にはベルト、耳にはヘッドホンをつけていた。右肩からアンテナが頭上まで伸びていて、背中には小さな長方形の箱を背負っていた。両腕を身体から直角に前に伸ばし、右手には1.5mほどの糸のようなものを垂らしており、その先端には直径8~10cmほどの皿のようなものがついていた。

 彼らは、お互いの間隔を常に5、6mほどに保って移動していたが、その移動の仕方が奇妙だった。まず糸の先に吊るした皿のようなものを飛ばし、それが地面に落ちて「チーン」という音を立てると、2人同時に動いて皿に近づき、そしてまた皿を投げて移動するのだ。前方に皿を投げるという行為は、進路の安全を確認するためのようにも思えるが、だったら懐中電灯は何のために持っていたのだろう。レーダーのような装備はなかったのだろうか。


9. ドリーン・ウィルキンソン事件

 1954年、女性UFO研究家ドリーン・ウィルキンソンが経験した奇妙な事件。

 ウィルキンソンはジョン・スチュアートと一緒にニュージーランドで小さなUFO研究団体を結成していたが、そのうちウィルキンソンが何かに取り憑かれたようになり、媚態を作ってスチュアートを誘惑しようとするようになった。さらに2人の前に、全身けむくじゃらで足に水かきのある身長2.4mの怪物が現れ、UFO研究を止めるよう警告したが、2人は研究を続けた。

 するとある夜、ウィルキンソンの寝室に13体のよくわからない存在が現れ、そのうち3体が3時間にわたって彼女をレイプしたのだ。同じ頃スチュアートの前には、腰から上が男性で下半身は女性という謎の生物が現れ、やはり研究を止めるよう警告した。するとその後、すぐにこの生物の姿は、上半身が女性で下半身が男性に入れ替わったという。これらの事件後、恐れをなした2人はUFO研究から手を引いた。

 欧米では、UFOを悪魔を関連付ける説もあり、研究家や目撃者に警告を発するMIBという存在も知られている。アルバート・ベンダーやランドール・ビューなど、脅しを受けてUFOから手を引いた研究家は実際に何人もいる。

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