皿を投げて歩く宇宙人!? 意味不明すぎるUFO体験談「ハイ・ストレンジネス事例」ベスト10
10. ビルボルド事件
1973年12月半ば、ベルギーのビルボルドで起きた事件。
その夜、午前2時ごろ、目撃者がトイレに起きた際、台所のカーテンの隙間から緑の光が漏れ、庭からシャベルの音が聞こえるのに気づいた。窓のカーテンを開くと、庭の隅に身長1.1mくらいの宇宙人が背中を見せて立っていた。宇宙人は、ポリエステルのような輝く緑のワンピースを着て、頭に透明のヘルメットを被り、そこから伸びたチューブが背中の四角いナップサックにつながっていた。
宇宙人は、金属探知器のような装置でレンガの山を調べており、膝を曲げてよたよたと歩いていた。そして目撃者が懐中電灯の光を向けると、体全体を回すようにして振り向くと、高々と右手を上げてVサインを作ったのだ。それから壁に向かって進み、3mの垂直の壁を歩いて登り、向こう側へと消えてしまった。
1953年のゴンザレス事件や、1975年にニューヨークで目撃された宇宙人のように、宇宙人が土に関心を示した事件は他にもあるが、Vサインは地球人の習慣を研究して真似したものだろうか。
さて、いかがだっただろう。「ハイ・ストレンジネス事例」は、UFO現象の異常な側面を代表するものであるが、登場した宇宙人の奇妙な行動は、彼らにとっては何らかの意味があるのかもしれない。フランスのエメ・ミシェルは、超光速飛行を実現するような次元の文明では、思考のパラダイムが我々地球人とは大きく異なるのではないかと示唆している。そうだとすれば、宇宙人が我々には理解できない行動を見せるのも、当然かもしれない。
羽仁礼(はに・れい)
一般社団法人潜在科学研究所主任研究員、ASIOS創設会員
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