月に文明は存在した?アポロ11号が持ち帰った石に「天使の彫刻」が施されていた!!
■シュメール人の彫刻と酷似? その関係とは
確かに、このチャールズ博士の発表に懐疑的な人も多い。「これはキリスト教のプロパガンダに過ぎない」「月に天使を崇拝するキリスト教のような宗教があったという理念の押しつけ」だとする声も根強いという。
しかしその一方、ニューヨーク大学のマイルス・フレデリクス博士は、シュメール文明の神話に出てくる「アヌンナキ」の神々に注目、月面石の天使と同様に翼を持つことから、シュメール人はこの彫刻を作った宇宙人の訪問を受けていたのでは、と語る。
シュメール人の築いたシュメール文明は「古代史最大の謎」と呼ばれており、現在も多くの謎が解明されず残されたままとなっている。世界最古といわれる太陰暦は驚くほど正確で、彗星の追跡記録や、この時代には存在も知られていないはずの海王星や天王星についての記述まで粘土板に残されているという。ほかにも例示すればきりがないが、本来存在し得ない技術を駆使していたことから「シュメール文明自体がオーパーツ」とさえ言われているのだ。
また、これまでに解読された粘土板から「ニビルという星に住むアヌンナキが地球に来た」との記述が発見されていることから、「アヌンナキ」は宇宙人であったと考える研究者もいるが、フレデリクス博士は「アヌンナキ」は月から来た宇宙人であるとして、「シュメール人は彼らを神と敬い、偶像として祭ったのではないか」と主張しているのだ。
実にロマン溢れる話ではあるが、NASAは決して取り合わず「ありえない」と一笑に付している。しかし、そのことが逆に「何かを隠しているのではないか」と疑惑を持たれる原因になっている面も否定出来ない。さらに分析が進み、新しい事実が明らかになる日を楽しみに待とう。
(文=遠野そら)
参考:「UFO Sightings Daily」、「NASA」、「The Project Avalon Forum」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊月に文明は存在した?アポロ11号が持ち帰った石に「天使の彫刻」が施されていた!!のページです。月、彫刻、天使、遠野そら、シュメール、岩石などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで