難病の娘の点滴に“尿”を混入! 我が子を殺す「代理ミュンヒハウゼン症候群」の母親たち
2015.09.09 12:01
■入院中の我が子の点滴に“尿”を混入した母親
「Daily Telegraph」の記事より
豪・ニューサウスウェールズ州にあるウェストミード小児病院に入院中の9歳の娘に毒物を投与したとして、その母親が傷害容疑で今年7月に逮捕された。逮捕後の調査によると、容疑者は入院中の娘の点滴に“尿”を混入させていたというのだ。
この9歳の娘は、腎不全を含む重度の免疫不全疾患に苛まれており、生涯を通じての医療ケアが必要とされる病状にあった。今年の3月にもウェストミード小児病院に入院して集中治療を受けていたのだが、そこで看病をしていた母親がこともあろうに娘の点滴に“尿”を混入させて症状の悪化を図っていたのだ。
しかしこれだけではない。さらに捜査を進めると昨年の初旬にも、この母親は病状を悪化させる錠剤を我が子に与えていたということだ。今のところ容疑はこの2件だが、もっと短いスパンで定期的に我が子の症状を悪化させていた可能はじゅうぶんにあるだろう。母親の“看病”を離れて現在は退院している9歳の女の子は、深刻な病状からは回復し快方に向かっているということだ。
そして先の8月19日に初公判が地元の地方裁判所で開かれ、マスコミを含む傍聴人の前にこの42歳の母親が姿を現した様子を各メディアが伝えている。
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