宝くじ高額当せんで人生が破滅した世界の7人!! 自殺、事故、殺人未遂!
5. ウィリアム・ポスト(米国・ペンシルバニア州)
1988年、1,620万ドル(当時、約15億円)の宝くじに当選。しかし、当選の事実が判明すると、賞金の分与を求める元交際相手から訴えられてしまう。さらに、賞金を我がものにしようと画策する弟が雇った殺し屋に殺されそうになってしまう。なんとか危機を脱し、レストランや自動車販売などの事業に投資するも、1年も待たずにすべて失敗。約1億円の借金を抱え、現在は年金暮らしを送っている。
6. ケン・プロクスマイヤ(米国・ミシガン州)
1977年、100万ドル(当時、約8,200万円)の宝くじに当選。その後すぐに機械工を辞め、カリフォルニア州に移住して兄弟とともに自動車ビジネスをはじめるも失敗、破産した。当選直後はヘリコプターやリムジンを所有するなど豪勢な暮らしを満喫していたが、現在は元の機械工に戻っている。後に息子は「宝くじ当選後は“地獄”だ」と振り返っている。
7. スザンヌ・マリンズ(米国・ヴァージニア州)
1993年、420万ドル(当時、約3.5億円)の宝くじに当選。これまでに紹介した当選者たちとは異なり、熟慮のうえ当選金を分割払いで受け取ることを決めた。20年間、毎年約400万円を受け取るはずだったが、難病を患った義理の息子の治療費で借金がかさんだなどの理由から、後に一括受け取りに変更。しかし、金を借りていたローン会社に訴えられ、裁判の結果ほとんどの資産を失った。
さて、昨年に引き続き、宝くじによって人生を狂わされた人々を紹介してきた。日本には、1億円以上が当選しているにもかかわらず、換金されないまま放置されている宝くじが40本近く存在するという。もしかすると、それらは所有者が当選を認識していながら、人生が暗転することを恐れ、敢えて換金しない道を選んだ可能性もあるだろう。高額な当選金が、必ずしも自分や家族のためになるわけではないということを、しっかりと覚えておこう。
(編集部)
参考:「朝日新聞」、「Washington Post」、「ODDEE」、「EUROMILLIONS」、「TIME」、ほか
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