「世界が急速に右傾化している」IS以上の緊急テーマ“全世界ヒトラー化”と移民問題、第三次世界大戦を康芳夫が語る!

「世界が急速に右傾化している」IS以上の緊急テーマ全世界ヒトラー化と移民問題、第三次世界大戦を康芳夫が語る!の画像4マリーヌ・ルペン(Wikipediaより)

■移民問題が人々を不安に陥れる

――確かに日々の暮らしは問題なく続いてるので気付きにくいですが、よく考えてみれば人質がクビを切られ続けている今は、相当シリアスな状況下なんですよね……。

「その通りだ! (ヒラリー・)クリントンはね、トランプの言っていることは滅茶苦茶だと言ってる。“移民は全部禁止”“メキシコ移民を送り返せ”と言っている。そしてアメリカの民衆は、メキシコ人が勝手に入ってきて、勝手に麻薬を売りさばいてると思ってる。多くのメキシコ人が麻薬でアメリカ人からお金をむしり取っていくのは、もう厳然とした事実だからね。そしてアラブ人は全員入国禁止とも言っている。だから言ってることは滅茶苦茶だけど、理屈はある程度通っている。アメリカの民衆には、“このままメキシコ人やアラブ人が流入し続けたらアメリカはどうなってしまうんだ”という不安感は強くあるからね。ヒトラーが出てきた時に、ユダヤ人絶対排斥を打ち出したのと全く同じ状況なの」

――さすがに、そこまで逼迫した状況になっているとは思っていませんでした。

「ルペンの娘は非常に利口でね、もっとも大統領になる可能性が高い。フランス社会のリベラルも取り込むようなことを巧妙にやっているわけです」

――フランスは特にアラブ系の移民が多いですが、その排斥もしようとしているんですか?

「本来ならそういうことを決して言わない国ですけど、ルペンはそこをうまく処理している。この危機的な状況だとね、“俺たちの安全を保証するのは誰だ?”ってことにまずなってくるんでね。やっぱりフランス人も背に腹は代えられないからね。ドイツのメルケル首相も移民問題で徹底的に追い込まれている。退陣間近だよ」

――確かに先日パリで起きた同時多発テロなどは、これ以上ないほどの衝撃だと思います。

「日本だってそうだよ。このままテロ事件が続発していったら、リベラルな人たちも段々右に傾いていく。不安で不安でしょうがないからね。だから土壌を社会的政治的に調整し、安定させるということを根本的に考えないと、テロ制圧策だけではただのイタチごっこをしているに終る」

――世界的に成功していると言われるドイツの移民政策についてはどうですか?

「ドイツはね、移民の低賃金労働を下地にして経済が安定したわけ。昨今のドイツの繁栄の基礎はそこにある。だが、今のメルケル首相の移民優遇政策に世論は大反対、つまりドイツも右傾化しているわけだ。彼女は慌てて政策を引っ込めて、今や黙りこくってるね」

――それくらい状況がシリアスなんでしょうね。ドイツはトルコ人の移民が多いことで知られていますから大変でしょうね。

元々ドイツがなぜトルコの移民を受け容れたかというと、彼らに低賃金労働をさせてきたわけ。だけど、彼らが国籍を得て、参政権を得て、いまやそれが大問題になってきている。一時はそれでめちゃくちゃに儲けたんだからね、その償いが今きているね。まさに“罪と罰”だ」

――日本のコンビニや外食チェーンのアルバイトが外国人ばかりになっている今の東京のことを考えると、状況はほぼ一緒ですね……。

「日本でアルバイトしてるムスリム教徒にも過激派はいると思いますよ」

――いつ爆発してもおかしくはないと。

「密かに日本から出て行って参加してるやつもすでにいると思いますよ。日本政府はISに対して徹底的に武力で対応するというアメリカ・ヨーロッパに賛成してるけど、それは報復を受ける可能性があるわけですね。日本が彼らを敵だと言ってるわけですから。いつ東京でテロ事件が起きるかわからないですよ。もちろん、基本的には日本はアメリカ・ヨーロッパと歩調を合わせるのは当然のことというか、やむを得ないことではあるが。十二分の配慮をもって、事態に対応しなければならいでしょう」


――実際に東京がテロの標的になるという報道は何度も出ていますし、ジャーナリストの安田純平氏が拘束されているという報道も出ていますね。

「安田くんの話は、大きな流れの中ではこんな小さな話だよ。それこそ誰が生きてようが死んでようが関係ない。彼も半分は功名心でスクープを狙って行っているわけだから、それこそ自己責任だよね。別に彼の問題は大きな流れの中では小さな問題だと思いますよ」

――ただ、昨年ISに処刑されたと言われているジャーナリストの後藤健二氏の問題で日本は戦争状態だと気付きましたよね。

「もちろん入ってますよ。ISの主要敵国はアメリカですし、アメリカは日本の同盟国ですからね。彼らは日本に何やるかわからないですよ。でもISも本気でやるんだったらやればいいけど、彼らもどこかで必ず妥協すると思いますよ。戦力差が大きいので、本気で空爆したらひとたまりもないですから。ただ、空爆で問題がすべて解決すると思うのも大間違いで、ISが潰れてもまた新しいISが出てくるだけですから。それを念頭に対応しないと、次から次へとISに続く兵士は出てくるということ」

――康さんとしては、方策はどこにあると思われますか?

だからね、日本政府の今やるべきことは、虐げられているフランスのアラブ住民地域問題を解決するための多少の資金を送るだとかね、そっちの方もやるべきでしょうね」


■日本に必要な根治治療とヘイトスピーチ

――国の本質を変えるような根治治療が必要だと。

「大げさに言えば、そうだね。たとえば、日本で起きているヘイト・スピーチの問題も同じ。もちろんヘイトスピーチはあまりいいことではないが、在特会やネトウヨが言ってることにも、まんざら根拠がないわけではないわけ」


――現社会の構造上のひずみが引き起こしてるということですか?

「そうそう、在日問題っていうのは非常に厄介な問題なんだけど、特権を活かしていいようにやっている連中も、いないわけではない。それなら、日本人被害者もいるわけ。非常に複雑な問題ですよね。いま日本人も韓国にいていっぱい嫌な目に遭ってると思うけどね。そういう相互的な問題でもある。いずれにせよいいことではないから、早急に解決しなければならない問題なんだけどね」


――火のないところに煙は立たないということですね。

「そうそう、まさにそういうことなんですよ。ただね、大きな流れとしては決していいことではない。だから日本の人たちもヘイト・スピーチに対して冷静にならないとね。彼らの言うことにも根拠がないわけではないんだからね」

 楽しそうに世界右傾化をまくし立てたと思えば、一気に第三次世界大戦開戦までを宣言した暗黒プロデューサー。
 まさに有事にあって遊んでいるかようなその放談は、次回、よりによって混迷の極みである『北朝鮮問題』へと続いてゆく――。
(文・写真=福田光睦/Modern Freaks Inc.代表)

・康芳夫インタビュー記事まとめ読みはコチラ

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 追伸。

 先日配信した康氏の記事「ジャニーズという強制収容所と泥棒猫ベッキー 暗黒知識人・康芳夫が芸能界のヤバすぎる話を大暴露!」が大反響を呼んだ。しかし、この記事に書かれたのは康氏の本音のほんの一部にしか過ぎない。今回は、ディレクターズ・カット版ともいえる、康氏の生・ファックス原稿を紹介する。

■SMAP騒動/女アイヒマンよ、悲惨な結末を迎えるな

 前回好評ということで、まずジャニーズSMAP問題。メリー社長、さしづめヒットラー時代に悪名はせたアウシュビッツ強制収容所所長も顔負けの「女アイヒマン」というところか。ジャニーズ強制収容所から脱走を試みる「ユダの息子たち」をかたっぱしからひっとらえて、公開処刑にするやり口。

 なかなかすご味あるけど、ほどほどにしないと女アイヒマンも冷静冷酷な「世論」に逆に「公開処刑」されるという悲惨な結末を迎えることになるよ。

 ところで貴方の亡き夫・藤島泰輔は、かのオノ・ヨーコと並んで平成天皇、学習院時代の「ご学友」でしたね。ヨーコはそれをひた隠しにしてきたが、藤島はことあるごとにご学友を売りモノにしていた。

 学習院時代、当時の皇太子を銀座に連れ出し、高級クラブをハシゴして大事件となり、その顛末を「孤独の人」という小説にして、大ベストセラーとなり、言ってみれば皇室を食い物にした皇室ゴロのハシリだった。メリー、貴方は藤島の“皇太子のご学友”という「血筋」に眼をつけ、彼をいわゆる「タネ馬」にしたということ。今の副社長は彼の娘ですね。

 これは推測にすぎないが、今回の事件で、天皇も今はなきご学友未亡人の“やり口”にいろいろお感じになられることもあるかと思う。あまり陛下の「宸襟=御心」を悩ませることのないように。


■ベッキー事件/愛がすべてよ、ニャンヤン

 前回書かなかったが、言ってみればベッキーは青い眼をしたニャンニャン泥棒猫=ブルーアイズキャッツ、ということかな。夫人に断わりもなしに“ゲス野郎の肉チンポー(珍宝)をチョットナメナメ、あたためてあげたい”という話でしたね。

 少し前、浮気相手の珍宝をカットするという(弁護士)事件があったけど、それに比べれば平和な話。がんばれ、青い眼をしたニャンニャン泥棒猫! Youはスキャンダル処女CM女王の虚名を捨てて、ゲス野郎と純愛に向かって突っ走れ!

 愛がすべてよ。貞操帯なんて間違っても使ってはだめ。どこかの離れ島で身も心もすっぱだかになって暮らしなよ。マスコミ世間は君たちの社会的名声・収入に薄汚いヤキモチをやいてるだけのことよ。2人のチンポーマンポーから出た小便カスぶっかけてやれ。がんばれベッキー、ゲス野郎!


■デヴィ夫人を北朝鮮拉致問題特命大使にせよ

 前回詳しく書いたとおり、なぜデヴィ夫人が平壌空港で赤絨毯で迎えられるのか。デヴィ夫人がスカルノ大統領夫人だった頃、今のガキ将軍(=金正恩)の祖父である金日成をスカルノが非常に優遇したということがすべて。朝鮮人民共和国が成立して間もない頃の話だ。

 朝鮮民族は「恩義」を非常に大事にするから、当然今でもデヴィ夫人は優雅されるわけ。ここまで拉致問題が込み入ってしまっては、デヴィ夫人を特命大使にして平壌に乗り込んでもらうしかないではないか。

 皆様よくご存じのとおり、彼女はまったく物怖じしない人だから大丈夫。平壌に乗り込んで埒があかなければ、ガキ将軍に「大カツ」入れればよい。やつも縮みよって小便もらすかも。半分冗談ぽいけど、いっそのこと手篭めにして言うことを聞かせるという手もあるよ。デヴィ夫人ならすべてOKだ。がんばれデヴィ夫人。

●康芳夫(こう・よしお)
1937年東京生まれ。国際暗黒プロデューサー、虚業家、家畜人ヤプー全権代理人、全地球を睥睨するスフィンクス。
公式ツイッター=@kyojinkouyoshio
公式サイト=http://yapou.club
有料メルマガ=『家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫)
無料メルマガ=『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)

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Modern Freaks Inc.代表 地下編集者という名の荒野に棄てられた人間賛歌蒐集業。『Black Calendar』管理人 『下ー1グランプリ』『デスカルチャーサミット』『ヤリマン甲子園/ヤリマン五輪』主宰 『ネットで噂のヤバイニュース超真相』企画・監督 劇映画『YARIMAN HUNTER』準備中! 
ツイッター→https://twitter.com/mitutika

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