セックスの後、すぐにまた繋がりたがる若者たち ― SNS中毒者はピロートークを嫌う

 最近の研究によると、特に35歳以下の若者世代は、性行為が終わった後、その余韻にひたることなくまた「繋がりたい」という欲求を感じる割合が多いのだという。しかもその相手は顔も見えない人物であるのだ。一体今、若者世代にナニが起きているのであろうか?


■もはや人生の一部、SNSにとりつかれた若者たち

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 皆さんはどのくらいの頻度でSNSをチェックするだろうか?

 電車に乗っていると多くの人がスマートフォンを眺めているが、多くの人は何らかのSNSでもって知人もしくは、インターネット上の知人とコミュニケーションをとっていることだろう。Facebook、TwitterをはじめInstagramやオンラインゲーム等、スマホの進化によってどこにいても誰かと繋がることができるようになった。

 米・家庭用電化製品の販売動向などの調査にあたるサイト「Retrevo(リトリーボ)」が1000人を超すユーザーを対象に行った「ガジェットと消費者の行動」というリサーチによると、35歳以下は男女関係なく「SNS依存」にあることが明らかになった。これは、これまでゲームやテレビに費やしていた時間がスマホに流れた結果だと見られている。

■35歳以下の27パーセントが1日10回以上Facebookをチェック

 調査結果によれば、35歳以下の27パーセントにあたるユーザーは一日に10回以上Facebookの更新をチェックしていると回答。さらに、その頻度が10回未満であるが、必ず1回は友人の最新投稿をチェックしたり、そこにコメントを残すと回答したユーザーを含めると、全体の83パーセントが一日に複数回ログインしていることになる。

 また、就寝後布団の中に入ってからもSNSチェックしたり、自ら投稿しているのが48パーセント。朝起きてまずすることがSNSのチェックだという人は42パーセントであった。ちなみにこの層の大半は朝のニュースを新聞やテレビではなく、ネットで流れてくるそれぞれお好みのアプリを使って得ているというデータも出ている。

 デジタルジャーナルの取材に応えた「Retrevo」の広報部長であるジェニファー・ジョンソン氏は、

「私たちが一番驚いたのは、彼らがSNSに割く時間を再優先し、その習慣をやめようともしていないということでした。彼らの中でSNSはまさに生活の一部なのです」と、語っている。

 「SNS中毒」ともいえるこれらの状況は、もはや若者の間では当たり前のようになっているのだ。

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