空に浮かび上がった誰にも見えない“巨大な顔”!
空にぽっかりと浮かんだ大きな不思議な煙――。英サウス・ヨークシャー州に住む公務員のジュリア・ミドルトンさん(37歳)が撮影した、ある一枚の画像が現地で話題になっている。
■突然空に浮かび上がった楕円形の煙
ジュリアさんは先日、母親ポーリーンさんと共にサウス・ヨークシャー州ドンカスターにある野生動物保護公園を訪れた。目的はシロクマの撮影だったという。
予定通り撮影を楽しんでいたジュリアさんはそこで驚くべきものを発見する。突如として空に細長い白い煙か雲のようなものが出現し、一筆書きのように地上から大きな細長い円を描くような形状に変化したのである。慌ててシャッターをきったジュリアさんだったが、不思議なことに彼女たち以外、周囲にいた人たちはこの光景に誰も気付かなかったそうだ。
一体この白く浮かんだものは何なのか? 発見した当初は変な形の煙だと思ったそうだが、辺りを見回したところ地上で何かが燃えている形跡もなく、また飛行機も飛んでいないことを確認。
「こんなことは自分でも本当に不思議なんだけど……」と話すジュリアさんだが、不意にこの白い形は顔か頭だとわかる瞬間が訪れたのだった。そしてジュリアさんはすぐに確信したそうだ。
「おばあちゃんからのメッセージだわ!!」
奇しくもその日はちょうど、以前93歳で亡くなったジュリアさんの祖母であるメグ・ジャイルズさんの命日であった。「まるで夢を見ているようだった」と語るジュリアさん。そしてこの白い煙のようなものは、ジュリアさん親子がしっかり見届けたのが伝わったかのように、わずか1、2分で消えてしまったという。
ジュリアさんは元々霊感があり、スピリチュアル方面への造詣が深いそうだが、今回のものは愛する故人が、自分たちを見守ってくれていることを伝えるサインに違いないと感じているといい、また驚くべきことに過去にもこういった祖母からの合図を受け取った経験があると明かす。昨年の命日には小さな可愛らしいコマドリがそばに現れてさえずったのだが、それも祖母からのサインだと思っているそうである。
■アクロバットチームの飛行機雲なのか?
ジュリアさんが写真をSNSに投稿したところ大きな反響を呼び、写っている白いものの正体についてさまざまな推測や意見が寄せられた。その中で一番有力そうであったものは、レッドアローズ(英空軍のアクロバット飛行チーム)の練習によるスモークではないか、というものだ。
ドンカスターから約50キロほどのスキャンプトンに空軍基地があることからくる見解であったが、それは残念ながら違ったようだ。メディアの取材に対し空軍広報が「当日にドンカスターで訓練その他の活動を行っていない」とコメントしたのである。
まさに煙に巻かれたような不思議な状況であるが、故人からのメッセージ云々については今回は敢えて追及は避け、命日に故人を偲ぶ気持ちを尊重するとしておこう。
(文=Maria Rosa.S)
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