「雲の上の巨人」が飛行機から激写される? 高度9,000m上空で“仁王立ち”する姿に衝撃
昔むかし、空を見上げた私たちの祖先は、フワフワと浮かぶ雲から大いなる神秘を感じ取っていた。その上に乗ることができ、天空世界が存在するのではないかと夢見たのだ。日本最古の物語『竹取物語』で、かぐや姫を迎えに月からやって来た天人たちも雲に乗っていた。そして今、そんな人類の想いを呼び覚ますかのような光景が激写され、世界に激震が走っている。まずは問題の写真をご覧いただこう。
一面に広がる雲海と、真っ青な空――しかし、よく目を凝らして見てほしい。白い雲のカーペットに佇む何者かの姿がある! 2本の足でしっかりと雲を踏みしめ、直立不動の姿勢をとっているではないか!!
今月15日付の英紙「The Daily Mail」によると、これは高度約9,000mの上空を飛行中だった旅客機の窓から見られた光景だという。撮影者のニック・オドナヒューさん(30)は、オーストリアから母国アイルランドのコークへと帰るため、英国の格安航空会社イージージェットの便に搭乗していた。
「スキー旅行から戻るフライトでのことでした。私は窓側の席に座っていて、隣には同僚が座っていました。彼らはおしゃべりに夢中でしたが、私はもう、窓から目が離せなかった」
「後ろの席の女性たちにも教えてあげましたが、みんなびっくりしていましたよ。(人影が確認できたのは)時間にして2分くらいです」(オドナヒューさん)
帰国後、オドナヒューさんが写真を公開すると大反響。謎の人影をめぐり、インターネット上では「巨人ではないか」「映画『アイアン・ジャイアント』のロボットにそっくりだ」「いや、神だよ」など、さまざまな議論が巻き起こっている。「工場や発電施設の煙突から排出された煙ではないか」という声もあるようだが、いまだ誰にも正体はわからない。目撃証言を信じるならば、合成された可能性も低いだろう。
「私にとってはミシュランマンに見えますが、正直なところ、何なのかさっぱりです」
「工場から立ち上る煙の熱が、雲を押し上げているのではないかとの指摘もあります。でも、じっくり見てみれば、そんな感じではないことがわかるはずです」
「単なる不思議な形の雲なのかもしれない。とにかく、専門家に説明してほしい」(オドナヒューさん)
雲の上で仁王立ちする人影の正体とは、一体何だったのか? まばゆい光に包まれたその姿からは、やはり何らかの「神意」が感じられる気もするが――。謎は深まるばかりである。
(編集部)
参考:「The Daily Mail」、「JOE.IE」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「雲の上の巨人」が飛行機から激写される? 高度9,000m上空で“仁王立ち”する姿に衝撃のページです。巨人、雲、ロボット、飛行機、神、ミシュランマンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで