【中学生の自殺】5人で飛び降り、品川区一貫校での連続自殺…衝撃的な学生の自殺(心中)7例!
●メル友自殺
2000年12月27日、「メール友達の件で自殺するかもしれない」と言い残して福岡県田川郡内の公立中学2年生(14)が同県飯塚市本町の5階建てビルから飛び下りた。メル友の名古屋市内の高校2年生(17)も一緒だった。中学生は重傷。高校生は意識不明の重体。飯塚署の調べ等によると、2人とも家出中で、高校生が悩みごとを抱えていたという。
●品川区の別の小中一貫校でも自殺
ちなみに、今回の中学生は区内の公立小中一貫校に通っていた。同区内の別の小中一貫校でも4年前、自殺が起きている。2012年9月26日、男子中学生がクラスのいじめを苦に自宅で首つり自殺している。この学校の同学年では中学にあがる前の小学校の時にも自殺が発生している。同年3月12日、小学6年の女児がJR横須賀線の線路上で貨物列車と衝突。自殺とみられている。
こうしてみると、水戸市の集団錯乱自殺以外は「一緒に死のう」と思うほど、自殺への意識が高まっていたといえるだろう。仲が良いからこそ、さまざまな悩みを打ち明け合うのだろうが、共感によってネガティブな感情が喚起されるとそれが自傷行為の連鎖へと繋がることもある。その最悪な結果として自殺があるのだ。
今回の事件はゴールデンウィークという長期休暇の後だった。内閣府の「自殺対策白書」(平成27年版)では18歳以下の自殺者について、過去約40年間の日別の自殺者数を調査している。夏休み明けの9月1日が最も多いが、春休みやゴールデンウィークなどの連休明けにも自殺者が増える傾向があるとされている。心配事や悩み事を抱えて、連休を迎えていたのだろうか。
(文=渋井哲也)
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2024.10.02 20:00心霊【中学生の自殺】5人で飛び降り、品川区一貫校での連続自殺…衝撃的な学生の自殺(心中)7例!のページです。自殺、渋井哲也、中学生、品川区、心中などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで