「交通事故で絶対に死なない人間」をモデル化した結果がヤバすぎる!複乳、首なし、巨大頭…!
■合理的だがキモすぎる!
・頭
脳は通常の人間サイズであるが、頭蓋骨はずっと大きく、ヘルメットの役割を果たしている。さらに、大量の髄液に満たされた頭蓋骨内部では、多くの靭帯が脳を支えることによって、致命的なダメージが脳に伝わらないようになっている。
・首
首をなくすことにより頚椎の骨折やむち打ちを防ぐ。肋骨が頭蓋骨を支える構造になっているため、衝撃が頭部に伝わりにくくなっている。
・顔
凹凸がなく平面であるため、衝撃により鼻や耳が損傷することがない。また大量の皮下脂肪はエアバッグの役割を果たし、顔面への衝撃を緩和する作用がある。
・胸
胸骨と肋骨は人体で最も衝撃に強い部分とされているため、シートベルトは胸部で衝撃を受けるようにデザインされている。だが、グレアムにシートベルトは必要ない。ややグロテスクな複乳と大きく分厚い胸板により心臓を保護することができる。
・皮膚
分厚く硬い皮膚により擦り傷を防ぐ。擦り傷は致命傷になることは少ないが、傷跡が事故の記憶を蘇らせ、心的外傷を患う可能性があるので可能な限り避けたい。
・ヒザ
人間のヒザは一方向にしか曲がらないため、交通事故において最も損傷を受けやすい箇所の1つといわれている。グレアムのヒザは、あらゆる方向に曲がるため骨折しない。
・脚
人間にはないスネの関節と、分厚いヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)により驚異的なジャンプ力を発揮する。グレアムが歩行者だった場合、自分に向かってくる自動車から瞬時に飛び退くことができる。
このように醜い姿には合理的な理由があることが分かったが、すぐに人間が「グレアム」になることは不可能だ。今のところ、全てのドライバーが安全運転を徹底して交通事故を未然に防ぐことが唯一の予防策だろう。
しかし、遠い将来、人間が思いもよらない姿に進化する可能性も否定できない。たとえば、スマートフォンでテキストを打つときの脳波は、他のどのような行為とも違うリズムを刻むことが分かっている。つまり、人間が作り出した技術により人間が影響を受けるということだ。そのような影響を受け続けた結果、「グレアム」のように、人間が技術に合わせて進化することも十分ありうるのではないだろうか。
(編集部)
参考:「Daily Mail」、「Meet Graham」、ほか
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