ヒトラーが恐れた予言者シュタイナーの滅亡予言! “日本を中心”に地震・噴火(暗黒邪神)が襲う!?
悪魔の独裁者ヒトラーが最も恐れた予言者がいた。その名も、ルドルフ・シュタイナー。
彼は、1861年、オーストリア帝国(現クロアチア)に生を受けた。シュタイナーは幼い頃から、心霊現象など不思議な神秘体験を繰り返していたが、彼はそのことをひた隠しにし、学問に打ち込んでいた。だが一方で、霊能力は人間誰しもが持っているものだと直感し、霊的なことについては独自に研究を進めていたという変わった尾人間だ。
■人気俳優・斎藤工も受けたシュタイナー教育
幼いころから天才として謳われるほどの頭脳をもちあわせたシュタイナーは、思想家・哲学者・神秘思想家などさまざまな肩書をもっていた。だが、日本では教育者として有名で、「シュタイナー教育」として認知されている。
個性派イケメン俳優として活躍中の斎藤工も、この「シュタイナー教育」の学校に通っていたそうだが、その学校では、教科書もテストもなく、競うことをせず、ひたすら感受性を豊かに磨くことを重視した教育を行っているといわれている。シュタイナーは、「人類は霊的に高次元に進化していくことが存在理由だ」と述べており、それが教育にも反映されているようだ。もしかしたら、シュタイナー教育が今の斎藤工の俳優としての才能を伸ばしているのかもしれない。
個性的な教育方法で知られるシュタイナー教育を教える学校は、全世界に広がりを見せ、現在では1000校を超えているという。シュタイナーの思想は時代を超えて、人間形成の根幹となる教育にまで影響を及ぼしているのだ。
そんなシュタイナーは、20歳の若さでドイツの作家ゲーテの神秘的な思想に興味を抱き、研究の第一人者となる。20世紀に入ってからマダム・ブラヴァツキーが設立した神秘主義を追求する団体「神智学協会」に所属し、41歳でドイツ支部を任されることになる。しかしその後、方向性の違いから「神智学協会」を脱会し、自ら「アントロポゾフィー協会(人智学協会)」を立ち上げた。
■ヒトラーの悪魔性を予言、そして暗殺……
実はシュタイナーは、ヒトラーやナチスがまだ無名の頃からその危険性を指摘していたといわれている。
「彼らが大きな力を持つとヨーロッパに大変な不幸をもたらす」と予言していたのだ。そして、シュタイナーの予言通り、ヒトラーは独裁者となり、第二次世界大戦の火蓋が切られたのだった。
ヒトラーは、シュタイナーの優れた知性やカリスマ性だけでなく霊的な能力をも恐れ、演説の場でも名指しで批判。思想的にも、アーリア人の優位性を唱え選民意識を煽るヒトラーと、シュタイナーの「誰でも修行により霊的に向上する」という考えは相容れないものであった。
それはオカルト面においても同じく、悪魔的オカルティストのヒトラーにとって、平和的名シュタイナーの神秘主義は相容れないものだったのだ。
実はヒトラーは、シュタイナーの暗殺指令を密かに出していたといわれている。事実、シュタイナーは、熱狂的なナチス支持者により協会の建物に放火されたり、ミュンヘンの駅構内で銃撃されたりしたのだ。そして、最終的にシュタイナーは、原因不明の発作を起こし倒れると、徐々に衰弱して死に至った。1925年3月、64歳のことであった。この死をめぐっては、食べ物に毒を盛られたという説もある。そして、シュタイナーの死から約8年後の1933年に、ヒトラー政権が誕生した。
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