ティラノサウルスの“本当の顔”が残念すぎる! やはり鳥ではなくトカゲ顔だったことが判明(最新研究)

ティラノサウルスの本当の顔が残念すぎる! やはり鳥ではなくトカゲ顔だったことが判明(最新研究)の画像1フィールド自然史博物館(米・シカゴ)に展示されているティラノサウルスの“スー” 画像は「Wikipedia」より引用

 恐竜界のスーパースター・ティラノサウルスの顔は、超敏感な高性能アンテナのような感覚器官だったかもしれない。アメリカで発見された新種のティラノサウルスの化石の研究結果が学術誌「Scientific Reports」で公開され、話題となっている。論文によれば、ティラノサウルスの顔はまるでクロコダイルのような鱗で覆われており、非常に優れた感覚器官として機能していた可能性があるという。英「Sunday Express」など多数のメディアが報じている。


■新種ティラノサウルスを徹底分析

 ティラノサウルスは白亜紀後期(約7200万~6600万年前)に生息していた肉食恐竜だ。地球史上最大かつもっとも恐ろしい肉食獣として広く知られているが、その姿形や生態については未だに謎が多い。

ティラノサウルスの本当の顔が残念すぎる! やはり鳥ではなくトカゲ顔だったことが判明(最新研究)の画像2新種のティラノサウルスの化石
画像は「Scientific Reports」より引用

 今回調査されたのは、新種のティラノサウルス「Daspletosaurus horneri」の化石である。米国モンタナ州で発見されたもので、体長は約9m、尾の長さは2.2mほどだったと推定されている。米国・カーセッシ大学のトーマス・カー氏らのチームは、この化石の頭蓋骨の形状を細かく調査し、現在のワニや鳥類5種と比較することで皮膚や神経の構造を推定した。


■ティラノサウルスの“最新顔”が完全にワニ

 結果、示されたのがティラノサウルスの顔の新たな復元予想図だ。ティラノサウルスの顔は、現在のワニに見られるような触覚感度の高い、大きく平たい鱗で覆われていたという。また、興味深いことに、研究者らはティラノサウルスの顔に三叉神経の痕跡を発見した。

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