森の監視カメラが捉えた超クッキリ心霊写真に全米大パニック! 少女は異次元トラベラーだった!?
いま英紙「The Daily Mail」が今月4日に報じた恐るべき心霊写真が大きな話題となっている。まずは、米ニューヨーク州ケンブリッジの森に設置されていた監視カメラが撮影したという、問題の写真をじっくりご覧いただこうではないか。
「なーんだ、ただの可愛い少女の写真ではないか。どこが心霊写真なんだ?」
――と呆れた読者もいるかもしれない。しかし、まさにこの少女こそ、そこに“いるはずのない”存在なのだ! 写真を目にした管理責任者には強い衝撃が走った。普段この森は立入禁止であるばかりか、近辺にこのような少女も住んでいない。さらに、地元住民の間で“とある恐ろしい伝説”が語り継がれているからだ。
実は、かつて問題の森に敷かれていた線路で遊んでいた少女が、電車に轢かれて死亡するという事件が起きており、その霊がいまでも森を駆け回っているというウワサがあった。つまり今回、偶然にも監視カメラが捉えてしまった人影こそ、過去に非業の死を遂げた少女の霊ではないかということだ。管理責任者は「こんなことは初めてだ」と語るも、焦りの色を隠せずにいる。写真が公開されると、周辺にあるスキーリゾートのオーナーが「自分の孫娘ではないか」と名乗り出たが、信じようとしない人も多い。やがて全米のメディアが「心霊写真」ではないかと報じる異例の事態に発展した。
■少女は異次元トラベラーか!?
それにしても、この少女が幽霊だとしたら、あまりにもハッキリ写りすぎているように思えないだろうか? 魔女である筆者が霊視しても、通常の心霊写真にあるような「霊が人前で自己表現する」特別なメッセージは感じられない。そもそも、霊が姿を具現化する際には膨大なエネルギーを要するため、大概はオーブとしてぼんやりと現れるものだ。
その一方、問題の写真を何度確認しても合成のようには見えない。フェイクでもなく、心霊写真でもないとしたら、いったい何なのか――? その時、筆者はハッと気がついた。写真の少女は、異次元のパラレルワールドから「量子もつれ」などによって飛び出してきた可能性はないだろうか?
パラレルワールドに関してはトカナでもたびたび報じてきたが、オーストラリア・グリフィス大学のハワード・ワイズマン氏が提唱する最新理論によると、「同じ時空の中にいくつもの平行宇宙が存在し、それらが量子レベルで干渉し合っている」という。そして「量子もつれ」という特殊な状態にあると、パラレルワールドにある人や物が我々の世界に入り込む可能性もあるとのことだ。さらに、これを応用することで、テレポーテーションやタイムトラベルさえ実現される可能性があるという。
何らかの理由によって人里離れた森で「量子もつれ」が発生し、パラレルワールドに通じるゲートが構築されていたのか――? その可能性を否定する要素も見当たらないというのが現状である。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『あなたも霊視ができる本』(文芸社)大好評発売中!
参考:「The Daily Mail」、「AJC.com」、「NEWS 10」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊森の監視カメラが捉えた超クッキリ心霊写真に全米大パニック! 少女は異次元トラベラーだった!?のページです。ニューヨーク、量子論、心霊写真、パラレルワールド、監視カメラ、少女、異次元、森などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで