家畜の皮膚で仮装、泣き叫ぶ胎児殺害…古代ハロウィン「サウィン祭」で行われた不気味な儀式5選!【ハロウィンの怖い起源】
■沼地で発見された王の死体
アイルランドの沼地では、完全な保存状態にある複数の死体が発見されている。死体の皮膚は厚い泥炭で覆われ、死後数百年が経過した後も皮膚は分解されておらず、頭部には当時と変わらない状態の頭髪が見られた。考古学者によると、発見された死体は当時支配階級に属していた人物ということが、身に着けていた衣服から判明したという。彼らの見解では災害または飢饉に苦しむ当時の民族が、王を沼地に投げ込み殺害したのではと考えられている。神の許しを請うために、サウィン祭で王を儀式的に生贄として捧げたのだろうか。
■家畜の皮膚や頭蓋骨で作られた仮装
ハロウィンといえば、なんと言っても仮装が一番の醍醐味。ゾンビや魔女といった不気味な仮装はもちろん、今ではアメコミのヒーローやセクシーキャットなど、バラエティー色溢れる仮装も。古代のハロウィンでも人々が仮装で身を包んでいたのは同じ。顔を塗料で黒く塗り、藁で作った衣装を着て地球との一体化を感じていたとか。また中には死者との接触を避けるために、殺した家畜から剥ぎ取った皮膚や頭蓋骨を身にまとい、悪魔のような形相を演出していた者も。当時の人々は殺される家畜の鳴き声によって、ハロウィンの訪れを感じていたという。
参考:「LISTVERSE」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊家畜の皮膚で仮装、泣き叫ぶ胎児殺害…古代ハロウィン「サウィン祭」で行われた不気味な儀式5選!【ハロウィンの怖い起源】のページです。ハロウィン、キリスト教、アイルランド、山下史郎、古代ケルト民族などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで