月の裏側に墜落した“UFO”か?研究者が発見した「長さ190mの金属物体」が不自然すぎる

静寂に包まれた灰色の月面。だが、その表面には私たちの知らない数々の謎が隠されているのかもしれない。ある研究者が、月の画像から「光り輝く金属物体」を発見したと主張し、物議を醸している。彼が見つけたとされるのは、墜落した宇宙船の残骸か、それとも未知の人工構造物か。この発見は、長年囁かれてきた月のUFO伝説に新たな1ページを加えることになるのだろうか。
月面に横たわる“長さ190mの金属物体”
この奇妙な物体を発見したのは、研究者のジャヴェドーニ・エリック氏だ。彼は、月面の画像をつぶさに調査する中で、明らかに自然物とは思えない、長く光沢のある物体を発見した。
彼の推定によれば、その物体の長さは約190メートル、幅は約40メートル。その表面は金属のような光沢を放ち、直線的なエッジと対称的な形状は、周囲にあるクレーターや岩石とは全く異質に見えるという。エリック氏は、この物体が何らかの衝撃で二つに断裂した可能性を指摘しており、「墜落した宇宙船の残骸ではないか」と推測している。
エリック氏をはじめとする一部のUFO研究者たちは、これが地球外の高度なテクノロジーか、あるいは人類が過去に打ち上げた探査機の残骸である可能性を主張する。しかし、NASAをはじめとするいかなる宇宙機関も、この発見を公式に認めてはいない。

科学が明らかにする、本物の「月の異常」
エリック氏の発見は、あくまで数ある月のUFO伝説の一つにすぎない。しかし、近年の科学的な月面探査は、奇妙な異常が存在することを次々と明らかにしている。
輝く岩石と磁気の謎: 2024年、ルナー・リコネサンス・オービターの画像をAIで分析した結果、ライナー・ガンマと呼ばれる地域で、光を反射する塵に覆われた岩石と、奇妙な磁気異常が発見された。
月の裏側に隠された“巨大な塊”: 月の南極エイトケン盆地の地下には、数十億トンにも及ぶ巨大な質量の塊が隠されていることが判明した。これは、巨大な小惑星の残骸か、あるいは高密度のマグマだまりではないかと考えられており、クレーターの底を歪ませているという。
中国の探査機が発見した磁気の源: 中国の月探査機「嫦娥5号」が持ち帰った月の土壌からは、極度の衝撃によって形成された磁鉄鉱の粒子が発見された。これは、月面に点在する「磁気ホットスポット」の謎を解明する手がかりになるかもしれない。

人類はなぜ月へ還らないのか
NASAは、予算の制約を理由にアポロ計画以降の有人月面探査を長らく中断してきた。しかし、陰謀論者たちは、エリック氏が発見したような月の異常こそが、人類が月へ戻らない本当の理由ではないかと囁く。もし、月面に地球外生命体の痕跡や未知の人工構造物が本当に存在するのなら、その発見は私たちの宇宙観を根底から覆すことになるだろう。
科学が解き明かす月の謎と、人々の想像力が生み出す月のUFO伝説。その両方が、私たちを再び、あの静かなる隣人へと駆り立てている。次に月面に降り立つ人類は、一体何を発見するのだろうか。
参考:Anomalien.com、ほか
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2024.10.02 20:00心霊月の裏側に墜落した“UFO”か?研究者が発見した「長さ190mの金属物体」が不自然すぎるのページです。宇宙船、月の裏側などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで