幸●の科●大●館に『やや日刊カルト新聞』が突撃! 白金に信者の怒号、半裸ブラジャー姿が踊る珍事態に!
年の瀬も押し迫りつつある2017年12月7日。閑静な高級住宅街で知られる白金に怒号が鳴り響いた。
「建物を撮らないでください!! 帰って下さい!! 帰って下さい!!」
大声で叫ぶのは、背広に黄色い袈裟をつけた幸●の科●の職員たち。
怒鳴られても、どこ吹く風でニヤニヤ笑いながら写真を撮っているのは『やや日刊カルト新聞』という自称対カルト宗教メディアの藤倉善郎氏だ。藤倉氏の後ろには、自称ライターの村田らむ氏をはじめとする出版関係者五人がカメラやビデオで幸●の科●の施設を撮っている。
今回の一件は、藤倉善郎氏がツイッター上で『悪魔と一緒に聖地巡り! 幸●の科●大●館を見に行こう』というイベントを打ち立てたのが始まりだった。
悪魔とは、藤倉氏が教団内で呼ばれている俗称だという。
藤倉氏に話を聞いた。
「ツアーと言ってもただのお散歩です。公道を歩いて、建物の写真を撮るだけで何か問題がありますか? ないでしょう? 警察にも問題がないか問い合わせてみましたが、問題ないと言われましたよ」(藤倉)
と、したり顔で言う。法律さえ守っていれば、何をしても構わないというまさに悪魔的な考えを持つ男だ。ちなみに、このツアーが行われた12月7日は幕張メッセで幸●の科●の大イベントが開催される日だった。だからこそ教団は、当然わざわざ忙しい日を選んでツアーを行うということは、嫌がらせだと思った。すぐに藤倉氏に対して怒りの内容証明郵便を送りつけた。
「いや、たまたまですよ。僕が出演する、村田らむ主宰のイベント『カルト宗教のゲンバ(新宿ロフトプラスワン)』の開催日が12月7日だったのでこの日にしただけです。教団のお祭り? 関係ないですよ。自意識過剰なんじゃないですか?(笑)」(藤倉)
当然、教団側とすればそんな戯言を信じることはできない。たとえ合法であれ『嫌がらせ』に対してはキチンとクレームを入れなければ、沽券に関わる。藤倉氏の自宅に送られてきた内容証明郵便には、
『前略~ 数々の信仰を冒涜する迷惑行為を重ねることで、貴殿自身の「永遠の生命」を自ら危機に陥れていることを、深く自覚すべきである。』(原文ママ)
と書かれていた。
「これって『これ以上やったら殺すぞ!!』って遠回しに言ってるように読み取れませんか? さすがに一般人を命の危険に晒すのは問題なので、自己責任のプレスツアー(マスコミ関係者のみのツアー)にすることにしました」(藤倉)
この文面を脅しと感じ取るのは、藤倉氏が被害妄想なのではないだろうか? 教団側は、藤倉氏に来て欲しくないあまりに、少し過激な言葉を使ってしまっただけなのではないだろうか。それを揚げ足をとって「脅しだ!! 殺そうとしている!!」と騒ぐのは、相手の気持ちを察してあげる能力が足りないと言えよう。
■ マスコミと幸●の科●大●館見学ツアー当日
そして来る12月7日、ツアーは予告通り開催された。藤倉氏に続き、一眼レフカメラを抱えた出版関係者がズラズラと住宅街を歩く。事前に情報を聞いた私服警察官2名も、少し離れた場所について歩いてついてきている。
そして、幸●の科●の自慢の建造物である、大●館に到着した。
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