あなたが“進化系人類”かどうか一発判定する簡単テスト! たった3%の超特別な人だけが捨て去った「長掌筋」の神秘
2018.02.20 14:00
■人体に必要なくなった器官は意外に多い
また、同じようにあまり意味をなさなくなった器官は、現代でもさまざまな動物も共通している部分があり面白い。
例えば立毛筋、いわゆる鳥肌もそのひとつだ。人間の場合、立毛筋は寒い時や恐怖、驚きなどの情緒性ストレスでも収縮したり、体温上昇時における悪寒戦慄と同時に生じるが、毛皮を持つ動物の場合は、敵の脅威にさらされた際に全身の体毛を膨らませて体をより大きく見せ、また威嚇する時にも見ることができる。多少の違いはあれ、立毛筋があることは基本的に身を守るための防御機能なのだ。
立毛筋 「Simple Capacity」の記事より
どれだけ時を経て進化しても現人類がいまだに遥か太古の、そして他生物と同じ器官を持ち続けているのは本当に不思議である。これから数十、数百万年後にはこれらの退化器官は完全に失われていくのだろうか? もしくは環境変化に適応すべく、異なる器官が生まれたり発達していくのかもしれないと考えると、なかなか興味深いミステリーであることに間違いはない。
Proof of evolution that you can find on your body 動画は「Vox」より
参考:「Simple Capacity」、ほか
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