「100年後の人類の姿」を専門家6人が本気予測! 精神の改造、オンライン脳、人間修理工場… 未来人のかたちが判明!

2.「2030年までには、人間は定期的にアップグレードのために修理工場に行くようになるだろう」――トランスヒューマニスト活動家ゾルタン・イストバン

「100年後の人類の姿」を専門家6人が本気予測! 精神の改造、オンライン脳、人間修理工場… 未来人のかたちが判明!の画像3トランスヒューマニズム活動家イストバン氏 「Wikipedia」より

 トランスヒューマニズムとは、新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想(ウィキペディアより)である。

 イストバン氏はまず、彼自身もマイクロチップを身体にインプラントしているように、人体へのマイクロチップの埋め込みは近い将来、ごく当たり前のことになるという。

 しかし人間の健康を変える最も重要なものは、バイオニックな内臓器官だと予測する。すでに何十社もの医療企業が、膵臓、目および心臓のような特定器官を作り上げ、外科的に人体と適合させ、置き換えることに成功している。20年以内にはすべての生体器官が、スマートフォンからの指示で同期可能となるだろうと語る。また、2030年までに人間は定期的に修理工場に入り、アップグレードすることになるだろうと予見している。

 トランスヒューマニストたちは、いずれ「シンギュラリティ(コンピュータが発達して、その知能が人類の知能を凌駕する時点)」に到達した時、人間が地球のトップに居続けるためには、私たちの思考と個性をアップロードしてAIと併合することしか方法はないと考えている。

3.「ヒトは何千年も生きられるようになる」――老化関連疾患に焦点を当てた団体「Sens Research Foundation」の生物医学老年学者/最高科学責任者オーブリー・デ・グレイ

「100年後の人類の姿」を専門家6人が本気予測! 精神の改造、オンライン脳、人間修理工場… 未来人のかたちが判明!の画像4オーブリー・デ・グレイ氏 「The Guardian」の記事より

 米カリフォルニア州を拠点とする、加齢疾患の研究組織「Sens Research Foundation」を率いるグレイ氏は、20年以内に老化を決定的にコントロールできる確率は、50/50だが、100年後になれば、その可能性は90%近くになるという。

 もしヒトが老化しなければ、私たちの寿命は他の要因によって決定づけられ何千年も生きることができるというのが、彼の信念だ。老化は分子レベル、細胞レベルの損傷の蓄積であることは、既に科学的に解明されているが、7タイプに分類される損傷を修復することで、若返りが可能となるという。

 ではどうやって加齢を防ぐかだが、グレイ氏の研究は加齢による損傷に、再生医療を適用し、損傷した細胞および分子を除去、修復、または置き換える。若返りバイオテクノロジーは、生体医学の新しい分野であり、再生医療の原則を器官や組織、細胞、それらの周囲の分子構造まで、あらゆるレベルの体の構造に適用できるとグレイ氏は話す。

 そして、老化による損傷を引き起こす代謝プロセスは日々、私たちに見えない損傷を与え続ける。そのため、歯科治療のように定期的なメンテナンスが必要になるだろうという。

 またヒトが死ななくなることで、社会に経済的な重荷を増やすという批判は該当しないと語る。彼は若返りによる利益は非常に貴重で、高齢者は社会に貢献する機会がより増える。また老化や病気の心配がなくなることで、より他の重要なリスク――隕石衝突など――にエネルギーや思考を使えると確信している。

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