「007ジェームズ・ボンドは重度のアル中」飲酒シーン分析で判明! 酩酊状態でのセックスも危険…!
ある研究者が映画の描写を調べたところ、ジェームズ・ボンドは重度のアルコール依存症である可能性が示された。イギリスを代表するヒーローの意外(でもない?)な側面に、英「Daily Mail」や英「Guardian」などの多数メディアが反応している。
ジェームズ・ボンドといえばイギリス秘密情報部(MI6)所属の工作員で、世界中の誰もが知るヒーローの一人だ。1962年のシリーズ第一作「ドクター・ノオ」ではショーン・コネリーが演じ、現在はダニエル・クレイグが6代目を勤めている。世界を股に掛けた壮大なシナリオ、華麗なアクションやカーチェイス、過酷な拷問、そして美女たちに彩られた映画シリーズは長く人々に愛されてきた。
さて、ボンドの名台詞に「マティーニを。ステアせずシェイクして」があるが、彼は相当な酒好きである。ニュージーランドのオタゴ大学公衆衛生学部教授ニック・ウィルソン氏は、007シリーズ全24作を検証し、映画の中でボンドがどれだけ飲酒しているかを調べた。そして、今月10日付で発表した論文の中で、彼が重度のアルコール依存症である可能性を示したのである。
論文によると、シリーズ全作に登場した飲酒回数は109回、1作あたりで平均して4.5回だった。飲酒後の危険行為として、戦闘、車の運転(カーチェイスを含む)、原子力発電所など複雑な機械の操作、危険な動物(ヘビ、サソリ、コモドドラゴンなど)との接触、激しい運動、そして敵とのセックス等がみられたという。ボンドは飲酒した状態で危険で複雑な仕事をすることをためらわない。
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