口永良部島・新岳の爆発的噴火で「富士山噴火」の可能性は? 「1月21日 地震発生」の予測も危険度大幅増幅か!?

口永良部島・新岳の爆発的噴火で「富士山噴火」の可能性は? 「1月21日 地震発生」の予測も危険度大幅増幅か!? の画像4イメージ画像:「gettyimages」より

・ 1901年8月9日:ニューカレドニア(Mw8.3)
→1901年8月10日:青森県東方沖(M7.4)
・ 1931年2月2日:ニュージーランド(M7.7)
→1931年2月20日:日本海北部(M7.2)
・ 2018年8月19日:フィジー近海(Mw8.2)
→2018年9月6日:北海道胆振東部地震(M6.7)

 これは則ち過去の記事で紹介した「環太平洋・時計回りの法則」に合致する現象だ。そう、次の大地震は日本かもしれず、しばらくは最大限の警戒が必要とされているのだ。


■スーパー・ブラッドムーン

 話はこれで終わらない。今、巨大地震発生を警戒しなければならない理由はほかにもある。

 2018年、日本はもちろん世界各地で大きな地震が連発したが、月が地球に最接近する「スーパームーン」によって重力に変化が生じ、地震が誘発された可能性を指摘する声もある。これが事実だとすると、2019年も大地震ラッシュが続くかもしれない。というのも来年は、今年の5回を上回る6回ものスーパームーンが起こるのだ。

口永良部島・新岳の爆発的噴火で「富士山噴火」の可能性は? 「1月21日 地震発生」の予測も危険度大幅増幅か!? の画像5画像は、「EXPRESS」より引用

 さらに日本時間1月21日には、スーパームーンが皆既月食を伴った珍しい現象「スーパー・ブラッドムーン」が控えている。その名の通り、月が血で染められたように赤黒く見えるため終末預言と結び付けられることも多いのだが、海外の一部の陰謀論者やキリスト教系終末論者の中には、このタイミングで“世界の終わり”が訪れると主張する人々もいる。これは、「終末の前には空に恐ろしい予兆が見られる」という聖書の黙示録の解釈に由来するものだが、米インディアナ州の福音的説教者であるポール・ベグリー牧師をはじめ、多くの聖職者たちが賛同していることは紛れもない事実。決して軽んじることはできない。

 筆者の見解としては来年早々に世界が終わるとは思えないが、1月21日からスーパームーンが3回連続するタイミングで大地震が発生する可能性も否めないと考えている。3回目のスーパームーンが見られる3月末までは、一段と警戒すべきだ。今年1月31日には皆既月食を伴うスーパー・ブラッドムーンが発生したが、その6日後となる2月6日に台湾・花蓮地震(M6.4)が発生しているのだ。

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