【歌舞伎町発砲事件】女性をシャブ漬けにした報復殺人事件か!? 報じられない「超真相」と住吉会の“極秘文書”を入手!
「当会は如何なる場合においても自宅、民家、生活を要する建物等への銃器の使用、車両の突入を堅く禁ずる」
この文書は住吉会が平成30年12月付で各組織に配った文書の一文だ。
昨日21日午後6時半ごろに、東京都新宿区歌舞伎町にあるカラオケ館で暴力団関係者とみられる男性が3発の銃弾を体に撃ち込まれて心肺停止し、その後死亡した。
捜査関係者によると、死亡した男性はカラオケ館の5階の個室で銃撃され、その後逃げたが、容疑者が追い掛けて力尽き、エレベーター前で倒れていた。容疑者は外階段を使い、下に降りて逃走したという。
警視庁組対四課は死亡したのは東京都台東区千束、指定暴力団住吉会系元組員・香山興宗(本名・李興宗)さん(65)と発表した。左胸と左腕の計三か所を撃たれ、銃撃した容疑者はその後バイクで逃走し、現場から少し離れた場所でスクーターとヘルメットなどが発見されたと発表した。
この事件直後からトカナは背景を追ったところ、どこにも掲載されていない新事実を入手した。
撃った犯人は暴力団関係者で覚醒剤のトラブルとの説が流れている。未だに犯人は逃走しているため、現時点での情報であるが、容疑者は同じ住吉会系組員のAで、被害者と覚醒剤のトラブルは確認されているが、実際は売買等のトラブルではない。Aが服役中に、香山さんが、Aの関係者と覚醒剤を巡る“金銭的以外の別のトラブル”があったというのだ。
「事件は単純です。事務所当番をしていた容疑者のAが被害者である香山さんと、あるトラブルについて電話で話していて激高したんです。そしてすぐに拳銃を持って事務所を飛び出しました。背景は組織的にみっともない話なのですが、Aが懲役に行っている間に、亡くなった香山さんがAの知り合いの女性を巡っての覚醒剤トラブルです。それ以上は察してください」
(住吉会関係者)
とのコメントが関係者から寄せられた。女をシャブ漬けにして、出所したAが怒って殺害したということだろうか……。
さて、ここからは裏事情だが、死亡した香山さんが住吉会の他組織の人間と一緒にいたため、歌舞伎町の暴力団関係者は緊張状態に陥っていた。
というのも、ここ数日、川崎で稲川会山川一家、大宮で住吉会平塚一家などで拳銃、刃物による事件が立て続けにおこっているためだ。いずれの事件も死者は出ていないが、銃器、刃物を使った事件のため怪我人が出ている。また、川崎の事件では、犯人は未だに逮捕されていないのが現状だ。これらの事件は内部での事件ということで組織的には収まっているが、ここ数ヶ月をみれば、指定暴力団の稲川会山川一家と住吉会で新宿に大きい勢力を保つ幸平一家は何度も抗争を起こしていたため、どんな事件がまた抗争の火種となるかはわからない状況。そのため、暴力団関係者全体に緊張が走ったのだ。
今回の歌舞伎町のカラオケ館の事件では、住吉会組員と元住吉会組員という情報が早めに流れたため、組織的な緊張は小一時間で解けたが、裏ではそのような状態が続いていたということだ。
世界でも有数の歓楽街の歌舞伎町で起こった拳銃による殺傷事件。理由はあるにしても被害者の冥福を祈りつつ、事件の早期解決を願うばかりである。
(文=Hey野郎)
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