奇習! 実は評判がよかった「強制結婚」の実態! 中学卒業 → すぐ同棲… 中部地方に実在した結婚体験談が深い!

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kishuu1839_02.jpg画像は「getty images」より引用

 所詮は親や祖父母が決めた結婚ということもあり、河上さんのように、「うまくいかなかった人も多い」という、当時の婚姻事情。しかしそうした日々のなかで、河上さんはあることに気づき、感謝することとなったのだという。


「あのね、祖父が決めたことだけあって、相手の家柄だとか、そういうものがね、不思議と見合うような形になっていたの。だからなにかあっても、そこまで嫌にはならなかったし、多少モメても、不思議と丸く収まっていくっていう……最初は本当に嫌で嫌でしょうがなかったけれども、今では本当に感謝していますよ」


 恋愛や結婚というものを、当事者である若者たちに委ねず、あえて、大人たちが介入して決めることで、当事者たちはもとより、その家族たちをも、“丸く収める”ように調整されていたという、当地の結婚。当世の若者たちが当たり前のように謳歌している自由な恋愛などが一切ないような状況でありながらも、不思議と河上さんの口から何一つ不平不満じみたニュアンスの言葉が聞こえてこないのは、そのためであるようだ。


「自由って、そんなに有難いものなのかしら。私らみたいな古い人間を見ると、若い方は“不自由で気の毒だ”って感じるのかもしれないけれども、私は幸せ。今でも夫や夫をみつけてくれた祖父には感謝していますよ」


 河上さんたちとは違い、今では世の男女の多くが、自由恋愛の末にその伴侶を選び、能動的な形で「結婚」という形を選択している。しかしその一方で、同じく能動的な形で「離婚」という結末を迎えることもまた事実。そうした当世の事情を鑑みつつ、河上さんの言葉に耳を傾けてみると、「自由であること」が、必ずしも幸せに繋がるとは断言できないような気もしてくるのであるが…読者諸兄は如何だろうか。
(取材・文/戸叶和男)


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