“カリ”の張った「巨大ポコ☓ン」を中国までマジで食べに行った話【バンアパ原昌和・聖糞飛来通信】
店に入ると、まるで「敦煌」さながらの様子で、中国の昔の正装の様な衣装の女の人達が、ずらっと並んで我々を歓迎してくれた。素晴らしい待遇に期待が高まる。
「こちらへ」とまず通されたのが、「Tバックの女が立ちバックの姿勢で尻を突き出している背中に手洗い台が付いているデザインのシンク」がある部屋に通された。「ん?」
便所だった。
腹減って目が回りそうなのに、いの一番に客人を「便所」に通し、悪趣味なシンクを見せびらかしてくるとは。
「この店クソだな」「客に金払わせてポコチン出してくる時点で最悪なんだよ」「精力が無いから、よしポコチンを食おう! って小学生のガキの中でも、選りすぐりのバカがのたまうことだろ。コイツら頭にカマキリでも沸いてんじゃねえのか?」と、頭には来たが、店の人を傷つけないように配慮し、日本語で心行くまで罵倒していると、隣に居た店の人が、流暢な日本語で「こちらへどうぞ」と言ってきたので、俺達は目をかっ開いたまま、お互いに顔を見合わせた。
やっと食事の部屋に通されると、豪華過ぎて座りづらい椅子に、無理矢理骨盤をねじ込んで座り、料理を待った。
まず、「冷静ベーコン」みたいな物が皿に盛られて出てきた。これは何かと尋ねると
「ロバのチンコでございます」
と言われた。口に入れると、非常に香ばしく、食感はゼラチン質でコシがあり、酒の肴に丁度良い味だった。美味いじゃないかポコチン。
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